太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

先日、第18回成果報告会がハイブリッド開催で成功裏に終了しましたが、報告会といえば「対面」だった昔の成果報告会について古いブログから少しご紹介します。

 第1回は2008年1月27日(日曜日)でした。2007年の夏にNPOとして初めて行った観測の結果を報告しました。
これ以来、毎年1月に成果報告会をやっていましたが、会員に大学の研究者が増えるに従って1月は大学の忙しい時期で学生さんたちが出られないこと、会場に使っていた東大の小柴ホールや弥生講堂の会場費の値上などもあり、第8回からは3月に行われるようになりました。に行われるようになりました。
 第8回東京理科大学総合研究機構山岳大気研究部門との共催で、東京理科大の大教室と、ロビーホールで、最高115名の参加になりました。

2015理科大
2015年3月22日、東京理科大・ロビーホールでポスターセッション。
2015_理科大教室
2015年3月22日、東京理科大階段教室で口頭発表。

2016_小柴ホール
第9回
(2016年3月13日) この年はおなじみの東大・小柴ホールで。
2017_理科大3月28日
第10回(2017年3月5日) 再び東京理科大・階段教室で行われ、以後、会場は東京理科大に定着しました。

2017_理科大教室
第11回(2018年3月25日)東京理科大森戸記念館で。この年は初めて静岡TVのクルーが会場に入りました。

2019_懇親会
第12回(2019年3発17日)も東京理科大の森戸記念館で行われ、終了後のポスター会場を片付けて懇親会も行われました。この年に富士山環境研究センターが発足して新しいメンバーが増えたり、賑やかでした。
この時、次の年からCOVIT-19によって対面開催ができなくなることなど誰が考えたでしょう?

以後、昨年まではリモート中心のハイブリッド開催が続きました。
今年からは、会場主体のハイブリッド開催で以前に戻り始めていると言えるのでしょうか?
むしろ、ハイブリッド開催でアメリカ・カリフォルニアからDavid Smith教授が参加され、会場の植松光夫CESS総長の質問に答えることができたように、新しい手段を加えて成果報告会も進化して行くのではないでしょうか?
これからの発展が楽しみです。
(広報委員会)

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2024年3月10日、快晴の日曜日でした。

桜には少し早くこの季節にしては寒い1日でしたが、
新型コロナウイルスの「5類移行」に伴い、久しぶりに会場での「対面中心」+ハイブリッド開催となり、多くの皆様にご参加いただきました。
(Zoomでの入場者は一時60名を超えました)

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プログラムはこちらを御覧ください(pdf)

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12時45分より畠山史郎・大会運営委員長と三浦和彦理事長の挨拶から始まりました。

第一部(12:55~14:19)座長:加藤理事
「雷の研究と富士山測候所の活用」
Zoomで6件の講演。

会場では、
植松光夫・埼玉県環境科学国際センター(CESS)総長や
和田龍一理事、廣瀬勝己理事
などから質問があり活発な議論が行われました。

第二部(14:29~15:57)座長:南齋勉・静岡理工科大教授
「富士山頂における大気計測」
会場3件、Zoom2件の講演。

皆巳幸也理事の「2023年夏は猛暑だった?」という発表や
大河内副理事長の「マイクロプラスチック」の発表、
村田浩太郎CESS研究員の「微生物氷晶核」、
青山シビルエンジニアリング株式会社の小柳津由依さんの「イマフジ。プロジェクト」の発表など、
会場での講演には質問が集中して盛り上がりました。

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第二部(18:07~17:20)座長:大河内副理事長
「富士山太郎坊における大気計測」
会場4件、Zoom2件の講演。

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三浦理事長、矢吹正教京都大学准教授、南齋教授、和田理事による講演で、
時間ギリギリまで活発な討論がありました。
Zoom参加の岩坂泰信理事や、
木戸瑞佳・富山県環境科学センター研究員他の活発な質問もありました。

皆巳副事務局長の閉会の挨拶で第17回成果報告会は終了しました。

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久しぶりのにぎやかな成果報告会でした。

事務局のみなさんの周到な準備もあり、
ハイブリッド環境が格段に改良され、
リモート講演者と会場講演者が入れ替わる際にも
スムーズな運営となりました。

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 Zoom参加者(終了時撮影)

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 恒例の二次会!みんな笑顔でバッチリ!(撮影:村田浩太郎広報委員)

成果報告会終了後には、
久しぶりの「対面」による二次会も行われ
三浦理事長の周到なアレンジで盛り上がりました。

無事終了いたしました。
みなさま、お疲れさまでした🍺

(広報委員会)


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アジア大気汚染研究センターのウェブサイトより


本NPO 畠山史郎理事(富士山環境研究センター長)の講演のお知らせのメールを頂きました。
畠山理事は2010~2020年の間、本NPOの理事長でした。
現在、アジア大気汚染研究センターの所長でもあります。
アジア大気汚染研究センターとは?

東アジア地域では、急速な経済成長に伴う環境問題が一層顕在化しており、なかでも酸性雨・大気汚染は、公衆衛生の向上や持続可能な開発目標(SDGs)の達成等の観点から、その解決は一刻を争う緊急の課題です。東アジア地域において、酸性雨の現状やその影響を解明するとともに、酸性雨問題に関する地域の協力体制を確立することを目的として、日本のイニシアティブにより、「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)」が、1998年4月から2年余りの試行稼働を経て、2001年1月から本格稼働しています。現在、東アジア地域の13か国が参加しています。(中略)2010年6月、「酸性雨研究センター(ADORC)」は「アジア大気汚染研究センター(ACAP)」と改称され、引き続きEANETのネットワークセンター及び日本の国内センターとして、東アジア地域の酸性雨・大気汚染のモニタリングと研究に関する中心的な役割を担い、関係国際機関、各国政府、地方自治体、研究機関等と連携し、調査研究、国際会議の開催、関係者への情報提供、研修の実施等の事業を行っています。(ウェブサイトより)
メールの内容は以下の通りです。
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アジア大気汚染研究センター畠山史郎所長記念講演会のご案内

関係者各位
 
平素より格別の御高配を賜りまして誠にありがとうございます。
さてこの3月末をもちまして、弊所所長 畠山史郎が一般財団法人日本環境衛生センターアジア大気汚染研究センター所長を退任することとなりました。
つきましては、畠山所長のこれまでの功績を記念し併せて感謝の微意を表するため下記のとおり講演会を開催いたします。年度末のご多忙の折とは存じますが、是非ご聴講を賜りたくご案内申しあげます。

 
日 時:2024年3月29日(金)14時〜15時
オンライン配信:(下記参照)
 
ミーティング番号: 2516 916 0980
パスワード: meMpPRiS947 (63677747 はビデオ会議システムから参加)
 
ビデオシステムで参加
25169160980@webex.com に接続する
または 210.4.202.4 にアクセスし、ミーティング番号を入力します。
 
電話で参加
+65-6703-6949 Singapore Toll
 
アクセスコード: 251 691 60980
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貴重なお話を聞ける機会となっております。
ご都合がつく方は、ぜひ聴講してください。

(広報委員会)

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