太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ


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山頂に設置したカメラが捉えた映像です(7月22日午前5時30分撮影)


2011年7月22日4時30分発表 大型の台風6号は、22日3時には鳥島の東南東約180kmにあって、南東へ毎時15kmで進んでいます。

富士山は台風一過。

21日から研究班も登山を再開しました。






大型台風6号は時速20キロと自転車並みというゆっくりした速度で現在、東海地方の南の海上を東に進んでいます。21日明け方にかけて、関東から東北を中心に大雨や土砂災害に十分な警戒が必要とのこと。


山頂では18日から風雨。研究者も下山を1日早めるなどして18日からは山頂の滞在者もゼロ。登山者もほとんどなし。20日には、ついに庁舎の雨漏りが・・・。


19日、20日の予定はすべてキャンセルとなったため、御殿場基地ではその連絡調整の対応に追われました。すでに御殿場に到着した人や荷物もあり、最終的には延べ20人以上が影響を受けたことになります。しかし、ほとんどのグループは、21日(木)から予定をスライド調整して、登山の再挑戦が始まります。


山頂班の業務日誌は、この間の山頂の様子を的確に伝えてくれました。


 



7月17日(日)







本日は4時頃から夕方まで、測候所下の階段は終始途切れることなく行列でした。

雲もなく快適な登山日和。

明日から天候は下り気味ですね。

7月18日(月)







夜半から風が出始め、昼過ぎから風雨。建物の外はゴーゴーいっています。さすがに昼過ぎ以降は登山者はほとんど無し。

滋賀県立大学の2人は一週間の滞在お疲れ様でした。

早稲田大学の3名は(台風接近のため)風雨のなか、1日早い下山になりました。

庁舎内は雨漏り対策に追われています。

なでしこジャパンのみなさんも、大変お疲れ様でした。

そして、おめでとうございます。




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(写真左)一週間滞在した滋賀県立大の2人 (写真右)予定を1日早めて下山した早稲田大のチーム



7月19日(火)


本日は終日暴風雨、外を確認するだけで、出る気にはなりません。

さすがに登山者はいない模様でした。


[19:30現在の庁舎内室温]

1号庁舎2階: 22℃ 2号庁舎1階: 11℃

肌寒い気温です。


終日風が強く、南風を直接受ける仮設庁舎は時折揺れるよう。風の音がかなりうるさいです。馬の背は雨の流水で溝ができ、削れています・・・。

7月20日(水)


庁舎内も雨漏りが多くなってきました。

夕方までは風雨ともに強かったのですが、一時小康状態になりました。

しかし、夜になり風向きが東寄りに変わり、ふたたび強風です。

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7月20日には、ついに1号庁舎1階は雨漏り。



[関連プロジェクト]
富士山を観測タワーとした大気中水銀の長距離輸送に係わる計測・動態・制御に関する研究
富士山体を利用した自由対流圏高度におけるエアロゾルー雲ー降水相互作用の観測








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太郎坊での荷物の積み込み(7月11日)

 



名古屋地方気象台が7月9日(土)静岡県内の梅雨明けを発表。

昨年よりも10日早く、平年に比べると13日も早いという。

 

7月11日(月)、この梅雨明けをまっていたかのように、富士山測候所は開所しました。

梅雨が明けてからの開所はおそらく初めて?昨年は暴風雨の悪天候の中で開所を迎えたのがウソのようです。

 

翌12日(火)から研究班の観測機材の荷上げがはじまり、いよいよ今年の夏期研究観測も本格的に幕開け。

この一週間は最も活気づく期間です。

 

そして、山頂班から続々と下山の写真がメールで届いています。

 

「山頂は梅雨明けから実に穏やかで、今のところ雷も来ていません。無風快晴で暑いくらいですが、ニュースで聞く下界の暑さに比べれば、とても快適です。」

 

今日から始まる54日間の夏期研究観測2011。

山頂での活動が安全で、実り多いものでありますように。

 

 

 



 


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 首都大東京チームと早稲田大チーム(7月13日下山開始前)


  

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早稲田大チーム(7月14日下山開始前)


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東京理科大チーム(7月15日下山開始前)



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東京学芸大チーム(7月15日下山)



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KDDIチーム(7月16日下山)


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早稲田大学チーム(7月16日下山)









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