太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

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令和2年度 第1回ヨコハマライブラリースクール 
『 富士山頂で空飛ぶマイクロプラスチックをつかまえる
~地球表層を循環するプラスチック問題を考える~ 』
大河内副理事長が講演しました。

ヨコハマライブラリースクールとは

それぞれの専門分野で活躍する研究者・専門家から受ける知的な刺激、新たな視点・考え方との出会い、図書館にある知らなかった情報源(図書・雑誌・データベースなど)の発見・・・。
「ヨコハマライブラリースクール」には、 たくさんの「学ぶ楽しみ」があります。
図書館で知を深めるための「人と本とともに学ぶ」総合講座
              (ヨコハマライブラリースクールのHPより)

10月31日(土) 14:00より
ウェブ会議ツール「Zoom(ズーム)」及び、
横浜市中央図書館の会議室では、Zoom画面の投影されての開催でした。
(講師の河内副理事長は、早稲田大学からのオンラインで講演を行いました。)


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14時からの前半は、富士山での研究を紹介!!
“ なぜ過酷な環境下の富士山頂で、研究を行うか??”を分かりやすく解説!!

詳しくは、こちらご覧ください。

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最新の二酸化炭素データより
地球温暖化について、世界全体で取り組まなければならない
(一人ひとりの意識が大切)と紹介。

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富士山頂ならでは!!
綺麗な風景の写真や、昆虫の写真を紹介しました☆

アッとという間に
前半の1時間が過ぎました。

質疑応答、5分休憩の後は、
今話題の大気中のマイクロプラスチックの講演に!!


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“プラスチックとは?“から始まり、

コロナ禍で手放せない
『不織布のマスク』がプラスチック製品だということや、
『口紅や洗濯の柔軟剤』に
マイクロプラスチックが含まれていることも説明。

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飲料水にもマイクロプラスチックが含まれている!
という最新の研究結果も!!
(勿論、富士山頂の大気中にマイクロプラスチックが含まれている研究結果も紹介!)

最後に
わたしたちに出来るコトは・・

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プラスチックがどのような製品に使われているのか知るコトで、
なるべく使用しない努力や、
不織布のマスクなど使わざる負えない場合は適切な処理をすること
など、
今からでもできるSDGsをご紹介!!

質疑応答では、多くの質問が出て
皆様の関心が高い話題であるのだと
改めて思いました。

ご縁があって
7月より3回ほど大河内副理事長の
講演会を聴講しておりますが、
毎回新しい研究結果が盛り込まれ
新しい発見ができる講演です!!

ぜひ機会がございましたら聴講してください。

(広報委員会)

2020年10月某日。 
新幹線通勤の鴨川事務局長から,素敵な富士山の写真が送られてきました。

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朝、6時台の『東海道新幹線ひかり』下り方面に乗車。
平塚市内を通過中に、富士山がよく見えます。


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 小田原駅付近では、丹沢越しにくっきり見えます。   


三島駅
 三島駅からバッチリ!!

富士山頂の積雪が少なくなったでしょうか?


岩崎山頂班長から
「確かに雪は減っていますね。
先週から中央高速を2往復していますが、目に見えて減っています。
この時期雪が融けると夜に凍ってコンディションよくないです・・・」
とチャットが入りました。


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次は新富士駅手前、お約束の(いつもの?)撮影ポイントです。
富士市の工場の白煙越しに真正面に見えます。

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次は富士川鉄橋。
(このスポットで手前の橋げたを写さないようにするには、
ちょっとした連写の技術が必要だそうです☆)

職場から
最後は職場(静岡市)からの富士山です。
宝永火口の位置がどんどん変化したのが、
この写真からもわかります。

コロナ禍の中、
旅行やビジネス出張なども減り、
新幹線に乗る機会が減ったのではないでしょうか??

東海道新幹線から見た
富士山をご紹介させていただきました。



ちなみに・・・
広報の私からも・・
たまたま鴨川事務局長から頂いた写真の
前日に撮影していた写真もご紹介させていただきます。

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静岡県裾野市からの富士山 

富士山付近の雪が少ないのが、こちらからもわかります。
登山道でしょうか??
ジグザクに雪が残ってるのが印象的でした。

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上の写真と同じ場所から見た駿河湾

ここから富士山測候所は
目視はできないけども・・・

送電電源ケーブルや測候所内のコンディションが
とても心配・・・・

来年は測候所で無事観測できる事を祈りつつ
富士山を眺めていました。

(広報委員会)

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エコトピア~大河内博教授に聞く環境問題~第2弾より 



前回に続き、
大河内博理事長によるエコトピアの記事が掲載!!

第2回は大河内副理事長が注力する、
富士山頂で行う越境大気汚染の調査です。

大気汚染物質はどこからやってきて、
国内にどのような影響を与えているのか紹介されております。


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富士山頂で大気汚染に関する調査を行っています。
なぜ富士山なのでしょうか?から始まります。

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また
~富士山で観測できる越境大気汚染による酸性雨~
富士山で雲を採取しています。
その雲粒の化学反応についても紹介されています!!

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雲粒の中の化学反応!!

少し専門性の高い内容ではありますが、
大河内先生のとても分かりやすい言葉で解説されております。

なお
第3弾の森林浴の効果と森の大気浄化能力!が、
10月6日より掲載されております!!


ぜひエコトピアの記事をご覧ください。

(広報委員会)



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