太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ

山頂の天候は7月16日(金)から安定し、屋外作業もはかどりました。

7月17日(土)‐18日(日)
悪天候で作業をいったん断念して下山した松田G(雪氷研)が、17日、観測機器の取り付けのために再トライ。2日がかりで、測風塔最上部への気象測器と新型雨量計の取り付けを完了しました。

気象測器(ウェザートランスミッターWXT520)は、NPOが永淵先生(滋賀県立大)に依頼して準備していただいたもの。本日18日(日)からデータのロガーへの取り込みが始まりました。このデータは気象観測の基本となるデータで、大気化学の各グループが共有します。

一方の新型雨量計は、松田G(MTS雪氷研)が開発した三次元雨量計を世界でも屈指の強風吹走地である富士山頂でも有効であることを実証するために取り付けたもの。

あとは天候が悪化するのを待つだけです?!

[関連プロジェクト]
19 3次元雨量計の強風環境下における性能比較試験/松田益義((MTS雪氷研)

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測風塔での取り付け作業。左がウェザートランスミッターWXT520。

7月15日(木)
今年4度目の御殿場行き。いつのも鉄道に代えて、初めて高速バスを利用してみた。
JR東京駅八重洲口からJR御殿場駅まで2時間。時間は鉄道とあまり変わず、運賃も安い。
麹町からアクセスが便利で、途中は乗り換えが要らないのは魅力。

7月16日(金)
太郎坊で、早朝は、永淵G(滋賀県立大)5名と大河内G(早稲田大)3名の上山立会い。
午後、途中のクロネコヤマト板妻営業所でフランスから空輸したイオンカウンター(90kg)をひきとり、太郎坊へ。三浦G(東京理科大)と松木G(金沢大)の荷積みに立ち会う。

山頂からは晴・無風との連絡が入る。富士山も待望の梅雨が明ける。

[関連プロジェクト]
04 富士山体を利用した自由対流圏高度におけるエアロゾルー雲ー降水相互作用の観測/大河内博(早稲田大)
05 富士山頂におけるエアロゾル粒子と雲凝結核の測定
/三浦和彦(東京理科大)
06 富士山山頂における新粒子生成の観測
/ 松木篤(金沢大)
07 富士山を観測タワーとした大気中水銀の長距離輸送に係わる計測・動態・制御に関する

研究
/永淵修(滋賀県立大)

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7月15日(木)18:15 姿を見せ始めた富士山。高速バス足柄インター付近にて

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7月16日(金)AM5:30 太郎坊へ向かう途中、御殿場市内から望む富士山。

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御殿場口新五合目。この日は山頂も晴・無風。

昨日13日の開所と同時にブル上山して、1号庁舎2階のインレット部分ベニア板の取り付けは終了しましたが(大河内さん、加藤さんの奮闘)、強風のため3号庁舎の西側にはとても出られる状況ではなく、ハイボルの吸引スタートはできませんでした。

ベニアの穴の位置はバッチリです。
ハイボルのスタートは、20日に太陽電池オゾン計の設置に上山したときにやる予定です。幸い、来週には梅雨明けしそうな予報が出ています。

SHARP、Aethalometer、Nepholometerは測定開始しました。加藤さんのオゾン計も動き出したようです。LANも繋いでありますが、無線LANそのものがまだ不安定なようです
(事務局メール)

[関連プロジェクト]
02 富士山頂での夏季のオゾン・一酸化炭素の特性/加藤俊吾(首都大東京)
09 高高度宇宙線環境のリアルタイムモニタリング/保田浩志(放医研)





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1号庁舎2階

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大気測定のインレット設置作業の大河内先生(早稲田大)

写真提供:加藤先生(首都大東京)

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