太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ

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         魅力的なポスター

東海地震、富士山噴火、海溝型巨大地震による津波などの被害が予想される静岡県は、防災に対する認識は行政から一般市民まで行き渡っています。そこで【公益社団法人ふじのくに地域・大学コンソーシアムでは、次のような、一般市民向けの地震・火山・防災に関する講座を主催しいたしました。そして、【静岡県立大学グローバル地域センター】が「静岡で知っておきたい地震と火山と防災」の
タイトルで、全体を取りまとめ企画・運営いたしました。

その企画のトップバッター講演者として、鴨川理事が「富士山から生み出す新しい科学と防災」というタイトルで、裾野市にて講演をしました。なお本講演については【「裾野市防災のつどい」】の企画の1つとしても行われたものです。
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         魅力的なポスターの裏側

市長の挨拶、来賓の市議会議長の挨拶、静岡県議会員の挨拶などと このような会合ならではの催しはなされましたが、いずれの挨拶の内容は防災に関する知見ついて、専門家も眼を見張るものであり静岡の防災意識の高さを肌で感じることができる会合でありました

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           高村謙二市長のご挨拶
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   70分にもわたるNPOの活動報告

鴨川理事の講演では本NPOの活動の紹介のみならず富士山火山被害は避けられない裾野市に対して貢献できるNPOで行われている防災研究、火山関連研究を紹介しました。質疑応答では、一般市民からも熱心な質問がなされ250人以上の聴衆に、最先端の研究成果を伝えることができました。なお、本講演は、【11月26日の静岡新聞にて紹介されております。

(学術科学委員会、広報委員会)

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    シュネルさんの宿泊先ホテルの部屋へお迎えに行ったら「小さな図書館」が置かれていました

  10月26日に東京理科大大気科学研究部門主催の講演会で印象深い講演をされたラス・シュネルさんがもう一つのプレゼントを持ってこられました。お手製の「小さな図書館(Little Free Library)」です。「小さな図書館」は、米国ウィスコンシン州に始まる非営利活動で地元の人たちに小さな箱に収められた本を無料で貸し出すというものです。

 シュネルさんは、数年前、スラム街の子供たちのためにと、娘さんに頼まれて作ったのが第一作で、今回頂いたものよりもう少し大きめのもの。毎週50冊の本を入れていたら、近所の人たちも本を入れるようになったそうです。このようにして始まった小さな図書館作り、材料は木やプラスチックなどの廃材(Reclaimed Materials)を再利用しておられます。

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 シュネルさんと作品の「Little Free Libraries」(2018

 「友人の土器屋さんに『一つ作って上げようか?』と冗談を言ったら、彼女が『YES!』と言ったから持ってきたよ」と講演の後でエピソードを明かしてくれました。なんと、コロラドの自宅から、キャスターに乗せてはるばる運んできて下さったのでした。修理用のコーキング材付きで持ってきてくださり、それをホテルから会場まで大河内先生が運び、理科大から事務局の増田さんが受け取って、昨日東京事務所に到着しました。

  シュネルさんが作って設置されたのはアメリカ国内はもとより、カナダ、オーストラリアなど4か国21か所に上るとのこと、その21作目を頂いたことになります。東京事務所では富士山関係の本を収納して、雑然として殺風景だった事務所に彩を添えています。

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   現在は、富士山関係の本を入れてい東京事務所に仮置きしてあります

  来年は、出来れば富士山周辺にと思っていますが、世界遺産で国立公園内で特別名勝でもある山頂付近は許認可の問題でハードルが高く、どこにしようかと頭をひねっているところです。皆様のご意見を事務局へ寄せて頂けると有難いです。

(広報委員会)

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 津村書店が閉店の危機にあることを伝える読売新聞2018年11月13日の夕刊記事

 読売新聞2018年11月13日の夕刊に「書店の歴史 予報士演じる」という副題とともに、気象庁本庁の1階に60年以上にわたって間借している津村書店が、2年後の気象庁移転に伴って閉店の可能性が大きいことが報じられました。ここで、2代にわたるご主人に親身に本を探して頂いた気象予報士の有志が、先代ご夫婦をモデルにした「気象庁の本屋さんに」を演劇にするという記事ですが、本NPOにとっても、見過ごせない記事です。

 本ホームページでもバーチャル博物館の「富士山測候所を知るための施設」の一つとして津村書店をご紹介しています。これまでにも本を探すだけでなく、こちらの出版物を置いていただいてきました。また、出版物については同じくバーチャル博物館の「富士山測候所を知るための書籍」として掲載しています。

 2004年に「変わる富士山測候所」(江戸川大学・土器屋由紀子ゼミ編、春風社)を出したとき、気象関係の出版社ではないにもかかわらず置いて頂けて嬉しかったこと、その後、成山堂の「フィールドで学ぶ気象学」(土器屋・森島済編著、2010)、「よみがえる富士山測候所2005-2011」(土器屋・佐々木一哉編著、2012)と、NPO富士山測候所を活用する会関係の本を出版するたびに置いていただいたことなどを思い出します。

 気象庁の古い知り合いから「津村書店で平積みですよ!」と言われることが本を出した側にとっては何よりも嬉しい情報でした。年末に気象カレンダーを買いに行くたびに、「まだ売れてるよ」・・・とボソッと言ってくださった先代のご主人(2年前に亡くなったとのこと)や奥様が懐かしいです。測候所の活用運動にも陰ながら応援して下っていたと思っています。

  なお、予報士のみなさんの演劇は10月24、25日キーノート・シアター(荒川区、連絡03-3555-9364)とのことです。

(広報委員会)


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