太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ

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この日、朝は強風、暴雨。
山頂も風速30㍍オーバーとのことで、伊倉さんの判断で登山中止。
午後の事前積込の際の天候も懸念していたが、小雨で、作業終了間際には雨もやみ、無事に積込完了…
7月4日(水)御殿場作業日報より 

7月1日(月)に開所した以後、ホームページからの情報も滞りがちで関係の皆さまにはご心配をおかけしていますが、7月2日(火)には先発隊の通信グループが上山、通信インフラの準備に着手しています。そのほかの作業については、現在のところはライブカメラ設置などの一部を除き、ほぼ計画どおり進められていますので、まずはご安心ください。

7月4日(水)には、金沢大学、徳島大学、首都大学東京、早稲田大学、東京理科大学、帝京科学大学の大気化学グループ(注)が、太郎坊で荷物の計量とブルへの積み込みを行いました。

太郎坊はあいにくの冷たい雨と霧。一つひとつの荷物に何重にもラッピングし、ブルに積み込みを終えましたが、その頃には雨も上がったようです。

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荷物のブル積みこみが終わった大気化学グループのメンバー。7月4日(水)雨上がりの太郎坊にて

この日、計量した荷物は各大学とも100㌔グラム以上。徳島大学と早稲田大学は200㌔を、東京理科大学は300㌔をそれぞれ超え、合計重量は1㌧を遥にオーバーしました。

積み込み作業を終えた先生方や学生等が、明日早朝の荷上げに備えて向かう先は、市内新橋(にいはし)の御殿場事務所です。

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(上)計量ハカリで測定(下)その内訳を記入した荷物量記入票は御殿場班がスキャンし、その日のうちにグループウェアで東京事務所に届きます。

(注)夏期観測2019大気化学関係プロジェクト
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(広報委員会)




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 ニュースリリース(2019.6.28)へリンク

第13回となる夏期観測への応募を昨日6月28日(金)でまとめて、同日付でその実施概要をニュースリリースしました。今年の夏期観測は国内外から過去最高となる36のプロジェクトの参加が確定しました。なんと、対前年7件(24%)の増です。

夏期観測の参加プロジェクトはここ数年増加傾向にありましたが、今年はそれを上回るペースとなっており、36事業のうち継続案件が25件 (70%) に対し、新規案件は11件 (30%) を占めています。富士山測候所を利用する会の活動が定着化し広く知れ渡ってきていることを示していると言えましょう。

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 2013年以降、右肩上がりで増え続ける夏期観測プロジェクト数

受け入れ側は諸官庁への手続きや富士山測候所の限られた資源の割り当て、登山下山の際の支援業務などで、それだけその対応で大変になるのですが、主催者としてはうれしい悲鳴といったところです。

今年の特徴は、そのほかに御殿場事務所の通年開設による研究環境の整備拡充がはかられたことが挙げられます。従来は毎年その夏の開所の準備や夏期観測期間中の研究者等の利用、山頂班の交代などのために夏に限定して御殿場市内にアパートを借り上げていました。

3月頃から御殿場市内の賃貸物件の調査が始まり、現地を確認のうえ、契約。そして家具、家電、生活雑貨などの荷物を搬入し引っ越し。観測期間終了後の9月初には退去。

こういった設営に係る諸々の無駄な費用の削減、手狭になった東京事務所の書類等の保管などによる運営効率化、さらには観測サイトとしての活用も総合的に判断し、今夏から通年で事務所を開設したものです。標高3776㍍の山頂、1290㍍の太郎坊に対し、446㍍の標高にある事務所は観測でも大いに期待されています。

地形断面図付き3拠点地図
 地形断面図*による標高差のイメージ
(*)Google Maps 上で折れ線を描くとその場所の断面が生成されるサービス Path Profiler による。


また、1月に発足したばかりのNPO内部組織である富士山環境研究センター(LERMF) も、この夏期観測から2事業を実施します。御殿場事務所の2階に専用の部屋を確保し、通年での観測もできるようになりました。3つの異なる高度の観測場所が整備されたことにより高度の違いによるデータの比較などの優れた科学的成果が楽しみです。

この高度図を見て、お気づきになった方もいるのではないでしょうか?
3つの観測地点の高度の関係は約3倍ずつになっており、このような関係は
対数グラフを作成するに適しており、科学的解析で有用といえるものです。
(鴨川仁・学術科学委員長からのコメント)

天候などに問題がなければ7月1日(月)に山頂班が上山して開所。62日間、36プロジェクト、延べ400人以上が参加する今年のオペレーションが始まります。 (広報委員会)


 オペレーションにあたる東京事務所(事務局)と現地の御殿場事務所(御殿場班)、富士山測候所(山頂班)









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 6月26日仮設庁舎よこの雪(岩崎班長撮影)

今日も開所準備に上がってきました。山頂は暖かいですが、明日からはまた暫く崩れる予報になっています

山頂の岩崎班長から写真が送られてきました。仮設庁舎のそばの雪は開所を前にかなりの量です。

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  新幹線、富士川通過時に鴨川先生撮影(6月26日、7:49)

今朝の新幹線から見た富士山。
(鴨川先生が通勤途上の)富士山に雪はほとんど映っていませんでしたが、山頂はまだ、冬の世界のようです。

気象庁「富士山(フジサン)」のアメダスデータも19時現在で気温2.9℃、湿度100%・・・冷たい雨のようです。


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4月12日5時から2ヵ月以上欠測がつづいていた富士山のアメダスは本日6月26日14時から復旧しています

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  雲の下に芦ノ湖が?

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    駿河湾全体

珍しく、芦ノ湖、西伊豆、静岡方面も遠望できました

と岩崎班長のメールにありましたが、開所に向け急ピッチで進んでいる準備作業、明日からのお天気が気になります。

(広報委員会)

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