太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ


20220323


3/23(水) 10:00~12:00に
WEBセミナー
『空飛ぶマイクロプラスチック』
~プラスチック大気汚染~
主催:生活クラブ生協静岡 志太支店
講演:静岡県藤枝市

大河内副理事長が講演します!

対象は中学生以上なので、
ちょっと科学が苦手かも?という方にも
わかりやすい内容になっていると思います。

ぜひご聴講ください!!
なお申し込みは2022年3月20日までとなっております。

詳しくはこちらのページにも掲載されておりますので、ご覧ください。



(広報委員会)



認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。




いよいよ成果報告会まで、20時間を切りました。
報告会実行委員長と副委員長抱負をお届けします。
南齋先生

  ・・・Zoomでのリモート開催ではありますが、皆様の素晴らしい成果のご報告と、闊達なご議論を、どうぞよろしくお願いいたします。 (予稿集、ご挨拶より)
さらに一言
「いよいよ明日になりました!
興味をそそられる話題ばかりですので,自身の発表もありますが,全力で楽しみたいと思います!」
15回成果報告会実行委員長・南齋 勉(静岡理工科大学)




村田さん

村田副実行委員長からも一言
「富士山でしかできない研究の話を一緒に楽しみましょう。
裏で発表タイマーを操りつつ、私も頑張って発表します!

今年は研究発表のみの成果報告会とは趣向を変えて、
富士山測候所での活動を取り上げていただいた、
「魔法の素材が舞う〜プラスチック大気汚染〜」のRKB毎日放送から後藤弘之氏
「new every. しずおか」の静岡第一テレビから小野澤玲奈氏
の御二方にご講演していただきます。
今年色々なテレビに出演された鴨川事務局長からもお話が聞けるかもしれません。
メディアの方の視点での富士山測候所の研究活動や取材余話をどうぞお楽しみに!」

15回成果報告会副実行委員長・村田浩太郎(埼玉県環境科学国際センター)


みなさま、奮ってご参加ください!!

(広報委員会)



認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。



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夏を迎えて活気づく富士山頂。一般の登山客に混じって、測候所のあちこちでNPOの夏期観測の準備がはじまった・・・。太郎坊から観測機材、食料などを荷上げするブルドーザ、その荷物を手分けして庁舎に運び上げる山頂班と研究者。庁舎内では、学生らが荷物を開梱して機材のセッティング・・・いつもの夏の富士山頂の風景だ。


事務局に置いてあった『富士山測候所の模型』は、暫く間修複のため製作者の元に里帰りしていましたが、この度約2ヶ月にわたる「令和の大修理」が完了しました。

このジオラマの初代(今回のものは初代をお化粧直ししたものです)が2010年に事務所に現れた時は、来訪者が目を見張ったものです。「NPOのやる気を感じた」と言った気象庁の方がいたとか。山頂へ行ったことのない方にも、測候所の説明に役立っていました。

とはいえ、これまでは測候所の建物の説明には使えたものの、山頂でのNPOの活動全体をわかってもらうには不十分でした。「夏を迎えて活発に動き始めた富士山頂の風景を再現したい」・・・今回の修復は温めていた構想を実現するいいチャンスとなりました。

まず、着手したのは標高を5cm(約10メートル相当)嵩上げすること。ダンボールを10枚使い、それまではなかった馬の背の登山道やお鉢めぐりの登山道もジオラマに入るようになりました。これで山頂活動でロジスティックスの一端ー大量の物資の運搬補給を担うイグラさんの運転するブルドーザーが、新たなピースとして加わりました。富士山でも最も急こう配といわれる「馬の背」をよじ登るブルドーザの登場により、全体に「動き」がでてきたようです。

P1100901
馬の背の急坂を力強く登るブルドーザー。後続する登山者の様子からは、馬の背の「強風」が吹き荒れている様子がでているでしょうか。なお、防護柵は木綿糸をボンドで固めてつくりました。

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模型の縮尺は200分の1なので、フィギュアの身長は8mm~9mm。パステルカラーの絵の具で着色するときは、筆のほかに爪楊枝を使用しています。フィギュアは数えたら全部で65体ありました。

P1100903
ブルドーザの到着を迎える山頂班と研究者。右側は到着した荷物を測候所に運び上げているところ。ジオラマでは大きなアリが角砂糖を運んでいるよう。

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担ぎ上げた荷物は円形の1号庁舎の螺旋階段経由で2階へ。2階では学生さんたちが荷物の開梱にとりかかるところです。1号庁舎の玄関前には下山のために揃った学生一行とそれを見送る岩崎山頂班長。会報『芙蓉の新風』の表紙を飾ったシーンを参考にしました。

P1100904
3号庁舎のダクトにはインレットの取り付けがはじまっています。ダクトの中に入っている人物のモデルは和田理事(帝京科学大学)。さらに北側の水槽の下の二人は、自立電源による越冬観測実施のための作業をしている様子です。

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大沢崩れの急崖を望む西側に回ると、アース・ドクターこと、早稲田大学大河内副理事長のグループと帝京科学大学和田理事のグループが大気中に存在する微量な物質の観測研究をしています。

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正面にはNPO活動の中核を担うふたりの理事…日本一高所の岩の上に立ってNPOの活動全体を俯瞰している鴨川専務理事(静岡県立大学)と測定器を背負って移動しながらSO2-H2S モニタリングしている加藤理事(東京都立大学)…を配しました。

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1号庁舎の屋根はとりはずして中の2階部分が見えるようになっています。屋根は現在の平たいもの(上)と2001年までのレーダードームが乗ったもの(下)の2つがあります。

ジオラマはアクリルケースに入れてありますが、持ち運びできるよう手作りの専用キャリングケースもあり、宅配便で送ることもできます。生まれ変わったジオラマをいろいろなところで使っていただけたらうれしいですね。

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縮尺:1/200 サイズ:幅60✕奥行き40✕高さ25 (cm) 材料:紙(ペーパークラフト)

この記事はジオラマの製作者である事務局の元職員・中山良夫氏にお願いして書いて頂いたものを元にしています。

(広報委員会)


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2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

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ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。






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