今年の4月から6月の3ヶ月間にわたり、NHKラジオ第2放送カルチャーラジオで放送されてきた「水と大気の科学ー富士山頂の観測から」は6月27日(再放送7月4日)の最終回をもって終了しました。

取材慣れしておられるとはいえ、ラジオ出演は初めてのチャレンジ。短期間での準備はさぞかし大変なことと思っていたのであるが、担当のパワフルな女性編集者にもひっぱられながら、全13回分のテキストの書き下ろし、読み合わせからスタジオでの録音まで、こともなげに済まされたようだ。
番組の中では富士山測候所を活用する会の活動も、何回もとりあげて紹介していただいた。公共放送だけあって「全国あまねく」はもちろん、いまやネットのらじるらじるで全世界で受信できるのであるから、そのPR効果は絶大。事務局にも各方面から声援が寄せられたが、著者からのメッセージをもってお礼に代えさせていただきます。

取材慣れしておられるとはいえ、ラジオ出演は初めてのチャレンジ。短期間での準備はさぞかし大変なことと思っていたのであるが、担当のパワフルな女性編集者にもひっぱられながら、全13回分のテキストの書き下ろし、読み合わせからスタジオでの録音まで、こともなげに済まされたようだ。
番組の中では富士山測候所を活用する会の活動も、何回もとりあげて紹介していただいた。公共放送だけあって「全国あまねく」はもちろん、いまやネットのらじるらじるで全世界で受信できるのであるから、そのPR効果は絶大。事務局にも各方面から声援が寄せられたが、著者からのメッセージをもってお礼に代えさせていただきます。
カルチャーラジオ「水と大気の科学ー富士山頂の観測から」を3カ月にわたって聞いていただき、有難うございました。
富士山の世界文化遺産決定に背中を押されるように、短い時間に急いでまとめたものですが、多くの方から、「面白い展開だ」「現在的な問題を自分の経験を通して扱っている」などと温かい励ましを頂いたりしました。
また、著者の間違いについても懇切で有難いご指摘をたくさんいただきました。正誤表にまとめましたので、テキストに挟んでいただければ幸いです。
今後とも、富士山測候所を活用する会の活動にご理解とご援助をお願い申し上げます。土器屋由紀子
NHKカルチャーラジオ 科学と人間「水と大気の科学-富士山頂の観測から」
正誤表
訂正箇所 |
誤 |
正 |
p15、11行目 |
宇宙では酸素は窒素の次に多い・・・
|
宇宙では酸素はヘリウムの次に多い・・・ |
p19、最後の行 |
原子番号が81~92の間にある元素はすべて天然の・・・ |
原子番号が81~92の間にある元素はほとんど天然の・・・ |
p20、2-5行目 |
その大部分はβ線(電子)を放出して半減期12億5000万年でアルゴン40も変わります。 |
その大部分はβ線(電子)を放出して半減期12億5000万年でカルシウム40に、一部は電子捕獲でアルゴン40に変わります。 |
p36、10-11行目 |
フィリピンのエルチチョン火山・・・ |
メキシコのエルチチョン火山・・・ |
P52、8-9行目 |
陸地(平均高度840m)をすべて沈めたとしても2960mの深さという計算になります。 |
陸地の平均高度は840mなので、海洋と陸地の比(2.42:1)を使って計算すると、2440mの深さになります。 |
p66、11-12行目 |
(陽子が一つ中性子に変わり、・・・) |
(中性子が一つ陽子に変わり、・・・) |
P125、後から2行目 |
元気象研究所応用気象研究部長、 |
元気象研究所環境応用気象研究部長、 |
P126、後から4行目 |
放出された |
なお、事故の全期間を通して放出された |
p143、図12-2 |
[溝口勝提供] |
[文部科学省のデータを用いて溝口勝作図] |
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