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 ゴミ拾いが日課となったジャイアンさん

こんにちは。第4回は測候所での生活についてご紹介します。

ジャイアンさんは、いつも午前5時に起きて朝食をとってから、午前の水銀のサンプリングをします。今日は、成蹊スポーツ大学の学生と一緒にストレッチをしていました。ジャイアンさん、体育会系の雰囲気に慣れてきたようですね。

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 成蹊スポーツ大学の学生と一緒にストレッチ

そして朝のサンプリング後に、学生達と一緒に富士山の散歩、お鉢巡りに行きました。お鉢巡りをしながら、学生達と一緒にゴミ拾いもしてきたようです。「富士山にはゴミが多い」一度は聞いたことがあるフレーズかもしれない。富士山を歩くと、ペットボトルやビニールなどの食料関係のゴミ、たばこの吸い殻、そして帽子や手袋といった忘れ物が目立ちます。「食料は登山のために必要、たばこは人類の文化、忘れ物はただの不注意。ゴミがでるのは仕方ない。それにしても落ちているゴミが多い」とジャイアンさんは言います。

もともと、ジャイアンさんはゴミ拾いをしてはいませんでした。ゴミ拾いをしている人を見て、彼もゴミ拾いをし出したそうです。「台湾では、日本に関することが人気です。富士山山頂でゴミ拾いをする行為が一つのブランドなんです。」と彼はいう。彼は続けて話す。「しかし最近は、お鉢巡りをしながらゴミ拾いをしないと、なぜかその日の調子がでないんですよね。」

どうもゴミ拾いは彼の日課になってしまったようですね。
ジャイアンさん、今日も一日頑張って下さい。
(リポーター:島田幸治郎)