7月1日(土)雨、というより暴風雨の中、山頂班が上山。

富士山測候所は午前9:30に通電を開始し、無事に開所を迎えた。そして、この日より2カ月間にわたる山頂班の常駐がはじまった。

翌2日(日)利用者グループの第一陣が上山。夕方には電話、インターネットがつながり、山頂での生活を送るうえで必要なライフラインも整った。

来週から今年の活動も本格化する。

11日(火)には、山頂の二酸化炭素濃度を越冬観測している国立環境研究所が、前年に引き続き自動観測用のバッテリー50個を荷上げし、旧くなったバッテリーと交換する。

週末の14日(金)には金沢大学、首都大学東京、早稲田大学、東京理科大学、帝京科学大学などの大気化学グループが観測機材を集中荷上げ、長期観測体制に入る。

それを控えて、測候所に2カ所あるインレット(大気化学観測で利用する外気取り入れ口)の利用希望をするメールが山頂賛歌メーリングリストの中で飛び交っている。1号庁舎インレットと3号庁舎インレットとも限りある資源(口数・スペース)であるので、それぞれをとりまとめている三浦教授(東京理科大学)と小林准教授(山梨大学)も、調整に追われて大わらわだ。

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 昨年2016年の1号庁舎インレットの使用状況

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 インレットについてはこちらをご参照ください。