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「富士山の山頂で越境大気汚染を観測するアースドクター」創造理工学部・環境資源工学科・大河内博教授

朝日新聞社版AERAムック2018年2月26日
「早大理工・科学が未来を創る」特集号のp70-72に
「富士山の山頂で越境大気汚染を観測するアースドクター」として創造理工学部・環境資源工学科・大河内博教授が大きく載っています。

富士山を背に太郎坊と思われる山麓の薄のなかで、研究室メンバーが作成したポロシャツ姿の大河内先生が、「大気学者ラブロックが提唱したガイア理論に基づく様々な学問領域を統合した地球生理学の構築が夢」を熱く語ります。

「中国、インドなどのアジア諸国の急速な経済成長に伴って深刻化している地球規模の大気汚染を富士山頂で観測する重要性」「自由対流圏を地球規模で移動する大気汚染物質」の模式図や観測の実態を示し、「環境リスクを予測して未然に防ぐ対策を」提案しています。

太郎坊の通年観測や、昨年行われた国際集会ACPM2017への言及もあり、現在、富士山で行われている研究が大変わかり易く記述されています。  残り少ないようなので、書店に並んでいるうちに是非多くの方が購読されることをお勧めします。(広報)

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 朝日新聞社版AERAムック「早大理工・科学が未来を創る」特集号