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富士山測候所を活用する会の公募事業に昨年から参画している「富士山チャレンジ」の一般社団法人記念フォーラムに参加してきました。これまでは、企業を中心とした富士山利活用を公益的視点から行うグループで「任意団体」であったのが、いよいよ、「一般社団法人」化するとのことです。

第一部は、今までの活動の成果発表として、登山道の詳細3D地図化、ビーコンを用いた登山客動向解析などが紹介されました。第二部は、学識研究者(地理、環境保全、防災、火山)である富士山関係専門家4名をパネラーとして招き、今後の富士山のあり方について多角的な話題が提供されました。

我々のNPOも第二部にて活動を紹介させていただく時間を頂き、活動の概要と、公募は多くの個人・グループに開かれているということを伝えました。第三部は、交流会ということで多くの参加者との交流をさせて頂きました。

本グループは、企業を中心とした集まりですが企業のCSRのような各企業の支援で運用するのではなく、早い段階で自主運営ができるような団体を目指すとのことです。

我々のNPOも公的補助の支援を受けない団体ですが、財政は常に苦しく、如何にして余裕のある自主運営ができるかが課題となっています。富士山チャレンジでは,「活動から得られたデータそのものを営利化するだけでなく、提供可能な技術を富士山に適応して技術力を見せることで企業の受注に繋げる」という試みをしており、参考になることが多々ありました。

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 お土産の富士山スコリアを模したチョコレート。実に美味でした。


(事務局)