無題
デーリー東北の記事


8月8日のデーリー東北(青森県東部、岩手県北部)に
『旧富士山測候所が存続ピンチ 運営NPOの三浦理事長(八戸出身)CF支援募る』
と題して記事が掲載!!

 大気エーロゾル(微粒子、エアロゾルとも呼ぶ)と気候変動の関わりを研究する三浦理事長にとっても、排ガスなどの影響を受けにくい山頂は打ってつけの環境。同様の施設を民間主体で運営するのは世界でも珍しいが、厳しい台所事情の中で守り続けてきたのは
 「無限の可能性を秘めた研究の宝庫」(三浦理事長)
                   という自負があったからだ。
 

“ 無限の可能性を秘めた研究の宝庫 ”
本NPO三浦理事長の情熱が伝わってくる
素敵な記事となっております!!


山岳観測施設の研究所は、
国で保持するのが世界では一般的であるのですが・・・・

2004年に無人化され、壊しの運命にあった旧富士山測候所。
何とかしなければと
この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、
2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたのが当認定NPO法人です。

 2007年に始まった夏季観測には延べ5千人以上が参加し、19年には過去最多となる42のプロジェクトを展開。雷の詳しいメカニズムや高山病研究といったテーマは多岐にわたり、最近では早稲田大の大河内博教授によって高度約4千メートルに浮遊するマイクロプラスチックを世界で初めて観測し、地球規模で大気汚染が進む実態を突き止めた。

様々な苦難を乗り越え、
夏季観測の利用者が2019年に5000人目達成!!
富士山頂の大気にマイクロプラスチック
存在していたことを証明したりと、
今年の夏季観測は、どのような活動が
ご報告できるか楽しみにしていました。

しかしながら、
2020年については・・・・

 新型コロナの脅威は日本最高峰にある場所まで押し寄せた。施設内は「3密」回避が難しく、観測を強行して感染者が出ると過酷な環境で症状悪化を招く恐れもあった。中止を余儀なくされると同時に利用料収入が見込めなくなり、民間の助成金や寄付を充てても約1800万円の活動費を賄いきれない窮地に陥った。


標高3776mという高所の中、
万が一山頂において体調不良を起こした場合に
厳しい環境であるため急激な症状悪化の可能性や、
救助者への感染の恐れなど考慮し
2020年夏季観測を中止いたしました。

そこで
富士山測候所を存続させるために
クラウドファンディングを始めました。

もうすぐで締め切りとなり、
600万円を目指して
ご協力を呼び掛けております。

当会への会員や寄付については随時受付しております。

 
 三浦理事長は
 「ここから広く日本、世界中で役立つ成果が生まれており、
 青森の暮らしにも実はどこかで貢献している。
 注目を集めることで、国として再び維持管理するよう働き掛けたい」
 と力を込めた。



無題
記事はデーリー東北のデジタルでも閲覧することができます。

また同記事はYahoo!ニュースにも掲載されました!!

ぜひご覧ください☆ 
 
(広報委員会)