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HPより


2020.11.25(水)~11.27(金) SONYの『ELTRES Days』
が開催されております。

その最終日の明日、
ELTRESを活用したビジネス編2

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11/27(金)14:00~
「ELTRESが切り開いた新時代の富士山火山噴火監視」と題して
鴨川事務局長が講演します。


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戦後最大の火山噴火被害者を生じさせた2014年御嶽山噴火は記憶に新しい。
この災害は、日本列島の火山活動の静穏化による観測・研究体制の縮小化と2000年以降の日本の科学技術力弱小化が遠因となり、被害の増大につながった。

日本全国の火山が活発化する中で、近い将来確実に噴火すると言われる富士山噴火監視は、富士山が首都圏に近く影響も大きいことから、限られた人・資金・研究リソースでも、さらに強化する必要がある。国・地方自治体・専門研究機関による既存の監視以上のことを行うためには、以下の理由でELTRESが有用と考える。

一般に科学計測が富士山でできたとしても監視のためのデータをリアルタイムで送るには、従来型の携帯電話ないしは衛星電話回線であると電力の確保のために設備が大きくなる。大きい設備となると過酷な極地でもある富士山では運用が難しい。

しかし超省電力通信が可能なELTRESならば、観測への敷居を一気に下げ、多くの研究者・グループが監視観測に参画可能となる。
 
 今回、認定NPO富士山測候所を活用する会がSONYの協力のもとで開始した地磁気・火山ガス観測による次世代型火山噴火監視研究を紹介する。


こちらはライブセミナーとなっており、事前申し込みが必要です。
また参加者は300名となっております。
詳しくはSONYの『ELTRES Days』のHPをご覧ください。

なお富士山測候所とELTRESの研究については、
こちらをご覧ください。

(広報委員会)