無題
埼玉県のウェブサイトより


「もしかしたら情報行ってるかもしれませんが、
今日、米持さんと富士山観測実施のプレスリリースしました。」
と、村田会員から連絡が入りました。


  環境科学国際センターは、地方自治体の環境研究所としては唯一、富士山頂で大気汚染の調査・研究を実施しています。富士山頂では、大陸から直接運ばれてくる粒子を捉えられることから、平成27年度から微小粒子状物質(PM2.5)の調査を行っています。これまでの調査により、石炭の燃焼など人為起源粒子の影響を明らかにするためには、PM2.5より小さい、大きさ1マイクロメートル以下の粒子であるPM1に着目することが有効であると分かってきました。

 今年は、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で、富士山頂でPM1の調査を実施します。また、降雨の始まりとなる微粒子「氷晶核」の研究も新たに行います。

 これらの研究は、越境大気汚染の埼玉県への影響や、気象災害につながる降雨の発生メカニズムを明らかにすることに繋がります。

無題

   埼玉県のHPより




  調査の特徴
 埼玉県への越境大気汚染の影響を知るためには、上空を運ばれてくる大気を調べる必要があります。富士山頂は自由対流圏にあるため、山頂の空気と地上の空気は混ざりにくく、上空を流れてくる汚染物質を調べることが可能です。環境科学国際センターでは全国でもほとんど事例の無い、次の2つの研究を行います。

ほとんど事例が無い研究とのことです!!
研究成果がとても楽しみです!!

(広報委員会)