太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

無題
2022年5月11日(水) 読売新聞 夕刊1面の記事


みなさま、GWは如何お過ごしでしたでしょうか??

(ワタクシ事ながら。。。
特に外出することなく、ゆっくりお家で過ごしておりました。
が。。。
5月9日(月)の出勤が、何故か憂鬱でした。)

そんなGW明け “パッ”と
晴れるような嬉しいニュースが入りました。

2022年5月11日(水) 

“読売新聞 夕刊1面”
~プラ粒子 大気中に飛散か~

“読売新聞 オンライン”に
~プラスチック微粒子、大気中にも飛散か…新宿で1立方mから5・2個検出に~

と、題して
本NPO大河内副理事長の記事が掲載されました。


無題
読売新聞 オンラインより


プラスチックの微粒子「マイクロプラスチック」が水中だけでなく大気中にも広がっている恐れがあるとして、早稲田大や広島大、気象庁気象研究所などのチームが実態調査に乗り出した。環境省の研究費で国内での観測を開始しており、今夏にもプラごみ汚染がより深刻とされる東南アジアでも観測する。人体への影響も調べ、今後の対策に役立てたい考えだ。
<中略>予備的な調査では、都市部ほど大気中のマイクロプラスチックが多い傾向がみられ、富士山の山頂付近でも微量が見つかっているという。 今年度は国内の観測点をさらに数か所増やすほか、インドネシアやベトナムなどでの観測も計画している。人間が体内に取り込んだ場合の健康影響を評価するため、チームの広島大がマウスなどの動物実験も進めている。大河内教授は「国内外で観測を進め、対策に生かしたい」と話している。 読売新聞 オンラインより
 
(同記事がヤフーニュースにも掲載されておりました。)


登るだけでも大変な“富士山頂”という高所の環境の中での研究というのは

研究を行う際の許可面、
研究を行うための測定装置の搬入、メンテナンス、
また機材を稼働する電気の供給、、、

そして
研究者たちの体力、メンタル面などなど
苦労することが正直、多い場所です。

しかしながら、
その大変さを越え“富士山頂”での
(大気中に浮遊するマイクロプラスチックの研究を始め)
大気化学、高所医学、噴火予測、雷、微生物などなど
多くの研究をしております。

皆様の温かいご支援、ご声援で
成り立っておりますので
これからも、どうぞよろしくお願いします。

(ボランティアスタッフ M)





認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

このページのトップヘ