
9月14日より第63回大気環境学会が大阪公立大学でスタートしました。
久しぶりの対面学会、今年度から新しい組織になった大阪公立大学中百舌鳥キャンパスです。
しかも、年会長は本NPOにも発足の当初から参加されている竹中規訓教授です。
大阪公立大学はWikipediaによると
大阪公立大学(おおさかこうりつだいがく、英語: Osaka Metropolitan University[2])は、大阪府大阪市阿倍野区旭町1-2-7に本部を置く日本の公立大学である。1880年創立、2022年大学設置。公立大学法人大阪が、大阪府立大学と大阪市立大学を統合して新設された[2]。大学の略称は公大[3](こうだい)、OMU[4]。

早速、事務局からお願いして本NPO関連の出版物を置かせていただいています。
本NPO関係の講演については:午前中のC会場で
大河内研究室の王一澤さんの講演がありました。
1C1025 王一澤、大河内博、吉田昇栄、速水洋(早稲田大)、竹内政樹(徳島大)、反町篤行(東洋大)、藤井祐介、竹中規訓(大阪公立大)、山口高志(北海道立総合研)、勝見尚也(石川県大)、松木篤(金沢大)、梶野瑞王、足立光司(気象研)、石原康宏、岩本洋子(広島大)、新居田恭弘(パーキンエルマージャパン)
「大気中マイクロプラスチックの起源・動態・健康影響(6)雲水中マイクロプラスチック」
また、D会場「若手・学生セッション2」で都立大学の矢田茂久さんの下記講演がありました。
ID1014 矢田茂久、加藤俊吾(東京都立大)、和田龍一(帝京科学大)、大河内博(早稲田大)、三浦和彦(東京理科大/富士山環境研究センター)、土器屋由紀子(富士山環境研究センター)、鴨川仁(静岡県立大)
「富士山頂の夏季におけるCO、O3の長期観測」
午後のポスターセッションでは

P029
周雪婷、井田亮汰、村田克、久保田裕仁、大河内博(早稲田大)、米持真一(埼玉県環境科学国際センター)
「都市大気および自由対流圏大気PM2.5およびPM1の質量濃度と化学組成の特徴(2)」

P039
篠崎大樹、大河内博、速水洋(早稲田大)、加藤俊吾(東京都立大)、和田龍一(帝京科学大)、勝見尚也(石川県立大)、松木篤(金沢大)
「森林由来一次・二次有機エアロゾルの動態と豪雨形成に及ぼす影響(4)」

P040
篠原和将、大河内博、速水洋(早稲田大)、勝見尚也(石川県大)、松木篤(金沢大)
「大気中フミン様物質の動態・起源・環境リスクに関する研究(5)」

P053
神谷祐翔、南齋勉(静理工大)、山本祐志(グリンブルー)、大河内博(早稲田大)
「富士山麓におけるドローン採取による単一雲滴中の硫酸塩定量」

P056
佐藤颯人、和田龍一(帝京科学大)、定永晴宗(大阪府立大)、加藤俊吾(東京都立大)、大河内博(早稲田大)、三浦和彦(東京理科大/富士山環境セ)、小林拓(山梨大)、鴨川仁(静岡県大)、皆己幸也(石川県大)、松見豊(名古屋大)、梶野瑞王(気象研)、松本淳(早稲田大)、米村正一郎(県立広島大)、速水洋(早稲田大)、畠山史郎(アジア大気汚染セ)
「富士山頂と富士山5合目太郎坊におけるNOx,NO2,NOy濃度の計測」
ポスターセッションと並行して特別集会があり、その中で大河内副理事長が世話人をつとめた下記の集会がありました。詳しくはこのブログの「後半」でお知らせします。
特別集会1 大気中マイクロプラスチックの実態解明と健康影響評価趣旨・内容(200字程度):マイクロプラスチック(MPs)
は、海洋,河川,道路粉塵やヒト肺、妊婦の胎盤、糞便, 血液などからも検出されている。MPs の体内への侵入経路として経気道曝露が最も重要であるが, 大気中マイクロプラスチック(Airborne MicroPlastics; AMPs)には不明な点が多い.我々は2021年より環境研究総 合推進費を受けて大気中マイクロプラスチックの実態解明と健康影 響に関する研究をスタートさせた.ここでは, 研究成果の一端をご紹介したい.
大河内研究室の学生さんたちがポスター賞を受賞したニュースを含めて、「後半」をご期待ください。
「前半」の写真提供は埼玉県環境環境科学国際センターの村田浩太郎さんです。
2日目には、南齋先生のセッションでの村田さんの口頭発表も予定されています。
(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。
本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
コメント