太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

    表紙

埼玉県環境科学国際センターニュースレターは年4回発行されますが、その第57号(10月発行)のトップを飾る研究報告に、富士山観測に関する村田さんの研究が詳しく報告されました。

  • タイトル


ニュースレター全体の1/3を占める2ページ分を使った報告で、分かりやすい力作です。

まず、「大気環境研究の別の側面」として、大気汚染研究とは一味違って、雲の中で降水のきっかけを作る「氷晶核」を研究することがのべられ
次に、「雲や雨を作る氷晶核」の項で雲のでき方に関する説明

       図1  

そして、「日本一高い場所での観測」の項では
   富士山頂の登場です。
       写真1
日本一高い富士山が「孤立峰」であるため、上空の大気の観測に最適であることが説明されています。

「氷晶核を測る」の項目では、細かい目のフィルターを使って試料を採取し、集めた試料の処理や、クリーンベンチで測定する工程が説明されています。

        写真2

また、測定結果についても2021年の結果を中心に考察し、雲を作るのに効果的な氷晶核の多くは鉱物よりも、微生物など生物起源粒子であるという新しい発見について述べ、昼間はこれらの粒子が巻き上がる可能性があること、微粒子というミクロな視点から、山が気象や気候に与える影響についても言及しています。

最後の項は「埼玉の雨は・・?」です。
富士山で研究したことが、地元でも役に立つことがどのように示されるでしょうか?
詳しいことは是非、本文にアクセスして下さい。

地方自治体の中で唯一、富士山頂の大気化学研究を行っている埼玉県に心から感謝のエールを送り、今後の研究成果に期待したいと思います。

(広報委員会)




認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

このページのトップヘ