太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

3月に入って嬉しいニュースです。
長尾年恭・富士山環境研究センターシニアリサーチフェロー(本NPO理事)の
「電磁気学的データの高度情報処理を主とした富士山噴火予測精度向上の研究」が
令和6(2024)年度基盤研究(C)(一般)に採択されました。

長尾理事、東京大学地震研究所・上嶋誠教授と本NPOの鴨川仁専務理事の共同研究です。

概要は
「富士山は1707年の宝永の噴火以降沈黙が続いている。しかし人間で言えば二十歳程度の非常に若い火山のため、火山学者のコンセンサスとして将来確実に噴火する事が予想されている。
本研究では、すでに複数機関で実施されている微小地震観測や宇宙技術(GNSS観測)を用いた山体膨張監視に加え、原理的にマグマの上昇を捉える事が可能な電磁気学的データに高度情報処理技術を適用して、富士山監視の精度向上に資するものである。
また、電磁気観測以外にも、本NPOグループで実施している火山性低周波地震の高度検出結果や、富士山頂および五合目での火山ガス観測データ、山梨県の富士山科学研究所が実施している重力や地下水観測データ等を常時に閲覧・比較できる一般向けのポータルサイトを構築する。」
というものです。

スクリーンショット 2024-03-01 14.52.21

地質年代的に「若い」火山である富士山はいつ噴火してもおかしくないと言われますが、その監視体制は決して万全なものとは言えません。たとえば、マグマの上昇を捉える地磁気の観測網についても、現在、本NPO法人が2020年に設置した太郎坊と東大地震研が設置した2地点のみとなっています。

また、本研究ではNPO内部の研究として行われてきたCO2,SO2, などの火山ガス観測や山頂カメラによる監視とも連携して更に火山監視のレベルを上げることも期待されます。

その他、研究の詳しい内容は、3月10日に行われる「第17回成果報告会」でも発表される予定です。
多くの方のご来聴をお待ちしています。

第17回成果報告会の詳細は第17回成果報告会特設ページをご覧ください。
聴講参加ご希望の方は、「第17回成果報告会 聴講参加申込フォーム」よりお申し込みください。


(広報委員会)

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富士山測候所を活用する会では、ウェブサイトにて寄付を募っています。主旨や活動にご賛同いただけましたら、ぜひご支援をお願いします。

また、会員を募集しています。
会員特典として、会報誌『芙蓉の新風』(年1回発行)の送付、富士山頂郵便局スタンプ付きの暑中見舞いをお送りするなどの他、ウェブサイトの会員限定ページでは、山頂からのライブカメラ画像のアーカイブをはじめとするコンテンツをご覧いただくことができます。

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