山頂の天候は7月16日(金)から安定し、屋外作業もはかどりました。

7月17日(土)‐18日(日)
悪天候で作業をいったん断念して下山した松田G(雪氷研)が、17日、観測機器の取り付けのために再トライ。2日がかりで、測風塔最上部への気象測器と新型雨量計の取り付けを完了しました。

気象測器(ウェザートランスミッターWXT520)は、NPOが永淵先生(滋賀県立大)に依頼して準備していただいたもの。本日18日(日)からデータのロガーへの取り込みが始まりました。このデータは気象観測の基本となるデータで、大気化学の各グループが共有します。

一方の新型雨量計は、松田G(MTS雪氷研)が開発した三次元雨量計を世界でも屈指の強風吹走地である富士山頂でも有効であることを実証するために取り付けたもの。

あとは天候が悪化するのを待つだけです?!

[関連プロジェクト]
19 3次元雨量計の強風環境下における性能比較試験/松田益義((MTS雪氷研)

c623e596.jpg
測風塔での取り付け作業。左がウェザートランスミッターWXT520。