太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ

2014年04月

DSCF2803
架空送電線の終端となる第73号柱から下方を望む

つい2ヶ月前は週末を連続して首都圏を襲った記録的な大雪。2月15日は静岡県御殿場市でも85センチの積雪となり、市内在住のOさんの話では「これまで経験したことのない大雪」とのことだった。

大雪、御殿場で85センチ 停電3000戸、通行止め相次ぐ

 先週に続いて首都圏中心に記録的な大雪をもたらした低気圧の影響で県内も15日正午現在で、停電が約3千戸に上ったほか、人身事故や高速道路の通 行止めなども相次いだ。静岡地方気象台によると、15日午前9時には御殿場市で85センチの積雪を観測。沼津や三島など東部の6市町で一時、大雪警報が出 た。静岡市南部や焼津市など沿岸部中心に波浪警報も出た。

(産経ニュース 静岡 2014.2.16)

この大雪で心配されたのは富士山麓太郎坊にある架空送電線への影響である。送電線は富士山の大自然にさらされているため、毎年のように自然災害による被害が発生しその対処を余儀なくされているが、大雪の後、この地域に入ったことはなくその影響が懸念されていた。

4月23日、例年より2ヶ月も前倒しして巡視点検を実施した。開所時期を早めて7月初に設定しており、また、小山町方面へ分岐する工事を控えているためである。まだ、ところどころに残雪があり、点検を終わる頃はかなり寒かったとか。

巡視結果見つかった異常は、倒木が電線にかかっている二箇所と電線が碍子から外れて落下している一箇所だけ。心配していた被害は想定以下で、杞憂に終わりひとまず安心。

これから測候所開所に向けた諸準備が本格化する。


DSCF2824
倒木のあった第44号柱付近

DSCF2812
碍子から電線が外れていた第69号柱





写真
千鳥ヶ淵は都内でも有数の桜の名所。NPOの東京事務所からは目とハナの距離にある。

東京事務所近くの千鳥ヶ淵のソメイヨシノもいまが盛り。新宿通りに面した歩道は、手に手にビニール袋を抱えて花見に繰り出す人の波が絶えません。

富士山測候所を活用する会も今日から新年度。会員の皆様には5月18日に開催される通常総会の案内状(と合わせ会費納入のお願い文書)の発送も始まりました。7月初に予定されている富士山測候所の開所まで3ヶ月。4月中には御殿場基地の物件探しなど、開所に向けた準備も例年より早くあわただしくなりそうです。

今年の山頂での研究・活用事業も、すでに公募・審査を経て継続案件、新規案件を含め15案件が決定しました。ほぼ昨年並みの利用件数ですが、富士山測候所はまだまだ十分余裕があります。山頂での貴重な夏の2ヶ月間をより多くの方々に有効に使っていただきたく、昨年に引き続き追加トライアル募集を今日から始めました。受付は7月末まで行っています。

今シーズンから利用料金の見直し改定を行った結果、特に少人数グループにとっては格段に利用しやすい料金になっています。この機会に"標高3777㍍の実験ステーション" 富士山測候所の活用を検討してみませんか。

詳しくはこちらのニュースリリースを参照ください。
2014/04/01 (ニュースリリース) 2014年度富士山測候所の追加トライアル利用募集

このページのトップヘ