
写真左から五十嵐さん、森助教、吉末さん(いずれも東京理科大学)。撮影は井波さん(金沢大学)
7月1日に開所した山頂も、いつの間にかもう折り返し点にかかる1カ月が経とうとしている。天候にも恵まれ、いまのところほぼ順調に推移しているようだ。
7月27日、東京理科大学と金沢大学の一行4名が上山した。登山計画書の登山目的欄には「測器の点検、測定」とある。
東京理科大学は7月14日に観測機材を荷上げし、「富士山体を利用したエアロゾルの気候影響の研究」をテーマに観測を続けている。また、同じグループに所属している金沢大学も「富士山頂におけるナノ粒子の粒径分布の測定」を同時期に山頂で行っている。

東京理科大学と金沢大学の研究者(1合庁舎2階にて)
この機会をとらえ事務局から託したミッションとは…例年、夏期観測期間中に会員の皆様に、富士山頂からお送りしている暑中見舞いはがきの投函である。
はがきは、早ければ今週の土日には会員の皆様のもとに配達されることでしょう。消印にもぜひご注目ください。東京理科大学と金沢大学の皆さん、ご協力ありがとうございました。

今年は山頂活動を開始して10周年の特別の年。デザインにも記念ロゴを配した