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鴨川先生の講演会での内容が静岡新聞に掲載された記事


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講演会の様子(講師:本NPO事務局長 鴨川先生)

台風第19号の影響で延期となっていた
第121回ふじのくに防災学講座が11月10日(日)に行われ
本NPO事務局長の鴨川先生は
「富士山での安全・防災研究最前線」と題し講演会されました。

 
富士山は貴重な観光資源になっている一方で、遭難者が多く、行政にとっても見過ごせない状況にあると指摘。富士登山客向けの気象データなどの観測網は決して充実しているとはいえず、落雷・噴火などのリスクもある富士登山において、
本NPO法人「富士山測候所を活用する会」など行政機関以外の観測態勢もできつつあると紹介。
「今後も登山安全に貢献しつつ、この分野での県民自身の関心を高めたい」
という熱い想いを語られました。


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富士山測候所で行われているインフラの実用化に向けての研究を説明
 
富士山だけの安全・防災研究だけでなく、日常においての災害についても講演されました。

東日本大震災や大型台風による災害などが起こると、被害の状況把握や親族などの安否を確認するためにスマートフォンなどの通信手段が利用者が急増します。通信回線のパンクが起きたりと色々なインフラ問題が上がってくると指摘。

自然災害というものは、何時どこで起こるかわかりません。
万が一起きたときに、迅速な対応が1つでなく、沢山の方法でカバーできるようなインフラ整備が大切であると講演されていました。

(広報委員会)