
WASEDA ONLINE のHP
『 地球表層を巡るプラスチック:アースドクターの診断 』
と題して、
本NPO大河内副理事長の記事が
WASEDA ONLINEのオピニオンに掲載されました。
地球表層を巡るプラスチック:アースドクターの診断の記事
新型コロナによりプラスチックゴミが急増プラスチック生産量は1950年以降に急激に増加しており,2050年には400億トンに達すると推計されています。(中略)コロナ禍による在宅学習・在宅勤務により宅配やテイクアウトが盛んになり,プラスチック容器ゴミが急増しました。また,不織布マスクの使用も急増しました。その9割はプラスチックです。月間推定で1290億枚のマスク,65億枚の手袋が世界全体で使用され,不適切管理により新たな環境汚染が広まっています。SARS-CoV-2ウイルスはプラスチック上で最大3日間生存するためプラスチックゴミが媒介物となり,公衆衛生リスクをもたらしています。

コロナ禍によって廃棄されたプラスチックゴミ
各自治体では、プラスチック資源の回収した後
どのように処理されているのか?
バイオプラスチックは、自然環境下で完全に分解されるのか?
口紅や、洗濯柔軟剤に含まれている小さなプラスチックの影響で
健康被害に苦しんでいる人たちがいる!?
海洋生物だけでなく、ヒトも大量にマイクロプラスチックを摂取している!?
など、プラスチックの疑問や
驚きの事実が記事には書かれております。

大気中マイクロプラスチック健康および環境リスク

富士山頂で見つかった大気中マイクロプラスチックの一例

大気中マイクロプラスチックの想定される起源と動態
“お店の応援“ に、お弁当やお惣菜を購入し
食事を終えた台所をみると・・・・
大量のプラスチックゴミが排出され
驚くことがあります。
使い捨てマスクの原料は
“ポリエチレン”や“ポリプロピレン”などの
石油化学製品つまりプラスチックでできているのです。
私たちにできることは何か?
考えさせてくれる内容となっております。
プラスチックゴミの終着点は海洋ではなく,地球表層を循環しているのです。今後,国際連携をしつつ,AMPs問題に産学官連携のオールジャパン,ワンチームで取り組んでいきます。
と頼もしい言葉で最後は締めくくられております。
ところで・・・・
『AMPs』問題とは何か?
知りたい方は是非こちらをクリックしてください。
詳しく説明されております!!
新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮し、
2020年夏季の富士山測候所(富士山特別地域気象観測所)の利用を中止
最も大事な収入源となる使用料が入らなくなり、
富士山測候所での今後の活動の危機に追い込まれております。
現在クラウドファンディングのセカンドゴールとして
500万円を目標に目指しております。
(広報委員会)