太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ

2021年06月

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2021年6月2日(水)  19:00~21:00放送
フジテレビ系
「世界の何だコレ!?ミステリーSP」
~ミステリー現場から緊急中継&何だコレ映像~
に、本NPOの鴨川専務理事が出演しました。



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冬の登山中に、手を離すとパチパチと小さいながら
“謎の音”がするという不思議な現象・・・・・

この現象について、
鴨川専務理事が解説。“謎解き”をしました~





(広報委員会)



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昭和45年(1970年)発行、
こちらの本は、レーダー観測が軌道に乗り始めた当時の富士山測候所関係者の間で、バイブルのように読み継がれていました。後に、気象庁が発行した「富士山測候所安全対策要領」(東京管区気象台、1980年)は、この本を土台に書かれたと言われています。私たちNPOはそれを参考に「安全の手引き」を作成しました。その内容は毎年更新し、山頂利用者に配信しています。

上の写真はこの本、山本三郎著・「登山者のための気象学」の表紙を示します。裏表紙には、新田次郎の「まえがき」からの言葉が記されています。

 
  ”山の気象の教科書 新田次郎 ”
山本三郎さんの書いたこの本には、真っ先に”大空をぐっとみわたそう”という見出しが出てくる。やはり、山の経験者の山本さんが書いた教科書だなと思った。むずかしい理論より、まず空を見まわすのが、山の気象を理解する根本の原則である。すべてがこのような考え方によって書かれているから、読んで身に入る。これから山をめざす人たちは、この本を手にして一度だけではなく、何度か読むがいい・・・(「まえがきより」)”


今年の初めに開催されたサイエンスカフェに、この山本三郎氏のご子息の山本豊氏が参加しておられました。クラウドファンディングご寄付のリファンドの中から、鴨川事務局長の「富士登山安全の最前線」のzoom講義をお選び下さり、雑談の中で御父上様の話がでて、遺品をNPOに寄付されたいとのことで、「芙蓉日記の会」へ連絡が来たのでした。
 
実は、この本(第16版、1972年)の最初のページには 「本書の著者山本三郎氏は胃がんのため昭和45年9月6日に急逝されました。ここに謹んで哀悼の意を表します。出版部」という表記があります。

3月14日にzoomで豊氏にお会いした時は、まだこの本を拝見する前だったので、詳しい事情を知らずにお話をしました。現在、札幌でコンピュータ関係の管理職をしておられる豊氏は、91歳になられる御母上と衣装ケースにひと箱ほどの遺品を整理していて、古い天気図やメモ、大判の写真、書籍など、当時を彷彿とさせる多数の資料をお持ちとのことでした。

当日のお話の中で、山本三郎氏の当時の上司は藤村郁雄所長であったこと、気象予報官養成所(気象大学校の前身』本科22回の卒業生で、大井正一元気象研究所部長と同期で、倉嶋厚氏は先輩にあたることなどをお話しして下さいました。また、ご両親は山で知り合われ、三郎氏が山頂勤務中に写真を沢山撮られ、フィルムが切れると御母上様が新しい外国製の大判フィルムを冬でも8合目まで届けられたこと。当時スバルラインもなく、ふもとからの登山で冬山に一人で登った女性はほとんどいないと言われています。恐らくあの頃の冬の富士山に一番よく登った女性だったでしょうね。というような驚くべきことを淡々と話されました。

御母上(山本治美氏)はご趣味で絵を描いておられたとのことで、上の本の挿絵も書かれています。一例を示しますが、全般的に分かりやすく親しみやすいイラストです。「気象は雲に始まり雲に終わる」と口癖のように言われていたとのことが、この本を読むと、親しみやすいイラストとともにわかります。


山本治美氏天気図1

山本三郎氏は富士山勤務を10年続け、体調悪化のため河口湖(船津)測候所勤務になり、5年後に亡くなったとのこと、体調よりも観測と研究を優先して働かれた事が、大井正一氏の追悼文にありますが、写真を映像的にコマ落としで撮影するなどの工夫を凝らされたことなど、最後まで全力で仕事をされた方だったようです。

また、治美様が、三郎氏の亡くなったあと、4歳の豊氏を連れて測候所まで登られたとのことや、1989-90年ごろにも、豊氏と登山されたことなども伺いました。

レーダー観測がその威力を発揮し始めた頃、山が好きで望んで勤務された測候所を、病気のために途中であきらめ、それでもなお、雲を眺めて、分かりやすい本を書き継がれ(再販のたびに新しい情報を加えられたとか)登山と気象に全力を尽くされ、惜しまれて亡くなられた(享年43)こと。

このような、物語を半世紀たったいま、御母上に背負われて登山されたご子息のお話として伺うことが出来たのも、クラウドファンディングのご縁の一つでしょう。「富士山測候所」の建物は単に建物である以上に意義深く感じられ、NPOを存続する責任のようなものを感じました。

(芙蓉日記の会、広報委員会)



東頸新聞6月15日号-1面
6/15(火) 東頚新聞より

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6/15(火)新潟日報より


6/15(火)東頚新聞と新潟日報の2社に、
本NPO 大河内副理事長が
早稲田松代塾にて講演した記事が掲載されました。

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講座についてはこちらのブログをご覧ください~

新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を
しっかりと行いながら、高校生10名が参加しました。

さらに、
このサイエンス講座に
なんと4社もの
新聞社が取材に来ていたそうです!!



 大河内教授は、
 地表や裾野の影響を受けづらい富士山の標高の高い地点で、
 マイクロプラスチックを観測したと説明。
 地球規模でマイクロプラスチックが循環している証しで、
 新たな大気汚染物質になっているとした。
                    新潟日報より



日本海側の観測地点として松代高校の高校生に
屋上にて雪を採取などの
お手伝いを検討しているとのことでした!!

頼もしい高校生たちのお陰で、
さらなる観測地点が増え
今起こっている
地球上の大気循環の解明に期待が膨らみます!!



(広報委員会)


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東京事務所から
念願の「認定NPO法人更新」の書類が
無事、届いたとの連絡が入りました!!

そしてこの連絡を受けて
内閣府のNPO検索をしたところ・・・・
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2021年6月2日に、無事に認定更新されておりました!!

今さらですが・・・
NPO法人と認定NPO法人の“差”ってご存知でしょうか??

  
  特定非営利活動法人(NPO法人)とは


「NPO」とは「Non-Profit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」の略称で、様々な社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し、収益を分配することを目的としない団体の総称です。したがって、収益を目的とする事業を行うこと自体は認められますが、事業で得た収益は、様々な社会貢献活動に充てることになります。このうち、特定非営利活動促進法に基づき法人格(注)を取得した法人を、「特定非営利活動法人(NPO法人)」と言います。NPOは法人格の有無を問わず、様々な分野(福祉、教育・文化、まちづくり、環境、国際協力など)で、社会の多様化したニーズに応える重要な役割を果たすことが期待されています。


 認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)とは

NPO法人のうち実績判定期間(直前の2事業年度)において一定の基準を満たすものとして所轄庁の「認定」を受けた法人は、認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)となります。

認定NPO法人になると、税制上の優遇措置を受けることができます


             NPOホームページ | 内閣府 より


“認定NPO法人の認定“について審査があります。
この認定を得るには、とても大変な道のりなのです。


全国NPO法人が50820件あるのに対して、
認定NPO法人は1199件です。(内閣府HPより2021年4月現在)

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NPO法人全体のわずか約2%しか認定NPO法人はありません!!


狭い門を潜り抜けて、
2016年1月に “NPO法人“ から
待望の “認定NPO法人” になったのです。

そのときのブログがこちらです。

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2016/1/12ブログより

一度、認定されれば
再認定は簡単では??と、思われる方もいるとは思いますが・・・

実は・・・
その後の監査も決して楽ではありません。
(ご寄付された方の税優遇など考えたら当たり前ではありますが・・・)

情報公開や、すべての書類を
隅から隅までチェックされます。

そのため大量の書類を用意しなければなりません。

書類運搬
段ボール何箱にもなる大量の会計書類を台車に積んで運ぶ鴨川事務局長と東京事務所の職員

今年3月17日に東京都の監査がありました。

麹町の狭い事務所では3密は避けられず、
急遽外部に部屋を借りて、書類を運び監査を受けました。

お昼を挟んで5時間、
階段を駆け上がって足りない書類を取りに来たり、
東京事務局職員はヘトヘトの一日でした。

この日だけではありません、
大量の書類の準備に、長い長い~準備の時間がありました。

努力の結果、お陰様で無事
再認定を頂くことが出来ました。

コロナ禍の今、
理事長以下そろって頂きには行けませんでしたが、
東京事務所から一人(人数制限あり)で頂いてきた封筒には
ずっしりと重みのある一枚の
「5年間の再認定」の書類が入っていました。

また5年間、
ご寄付を頂いた方に「税制上の優遇措置」を頂きました。
胸を張って、寄附のお願いが出来ます。

しかしながら、その間の義務も伴います。
それを胸に、
これからも皆様には、
沢山の良い活動ご報告が出来るようにと
精進してまいります。

最後になりましたが、
鴨川事務局長、そして東京事務所の職員の皆様、
お疲れ様でした。

(広報委員会)







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JpGU Meeting 2021 (jpgu-member.org)


2021年5月30日~2021年6月6日まで
JpGU Meeting 2021 がオンラインで開催されました。

 JpGUとは?

 公益社団法人日本地球惑星科学連合(Japan Geoscience Union; 以下JpGU)は,地球惑星科学を構成するすべての分野及び関連分野をカバーする研究者・技術者・教育関係者・科学コミュニケータ,学生や当該分野に関心を持つ一般市民の方々からなる個人会員,地球惑星科学関連学協会を団体会員,事業を援助してくださる賛助会員から構成される学術団体.
                        HPより
このJpGU Meeting 2021に、
富山大学 青木先生より
招待講演をされるとの連絡がありました。

 
 富山大学の青木です。

お世話になっております。
ご存じかも知れませんが、JpGUで「山の科学」セッションが開催されています。
昨年度、発表予定でしたが、新型コロナもあり、私の発表が今年に延期なっています。
招待講演なので、お恥ずかしい限りですが、少し富士山の話もさせて頂く予定です。

11:30 〜 11:50 [MIS23-10] 立山における大気エアロゾル・雲・雪の観測的研究
招待講演 青木 一真1 (1.富山大学)

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こちらのセッションの招待講演として青木先生が講演。

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青木先生は、理科大の三浦理事長と同じ研究室のご出身で、
ACPM2017ではプログラム委員として活躍されました。
今回も、富士山とNPOについて
話してくださりありがとうございました。

(広報委員会)




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