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岩崎山頂班長 撮影

「お疲れ様です。今日は過去の画像を拾ってみました。白山の画像です。釈迦の割れ石、向かって左側の稜線等かなり変わっています。」


 (釈迦の)割れ石とは?

 富士山頂にある白山岳の端にある縦に割れたようになっている岩です。白山岳が昔釈迦岳と呼ばれていたので「シャカの割れ石」と言われていました。今は危険なため通行止めとなっています。
         (富士本宮浅間大社のHPより引用)


「富士山測候所の記念日」は以前このブログにも書いたことがありますが,

「1895年のこの日、気象学者の野中到氏が富士山頂、
剣ヶ峯に自費で測候所を開設した日にちなんでいます。」

野中至が観測を始めたのは1895年の10月1日からですが、
8月30日は観測のための建物が完成した日と考えられています。
9月いっぱいは、
気象台(現気象庁)の和田雄治から、気象測器を借りて観測準備などやっていたことが、
最近、発見された「借用書」などからわかってきました。
(興味のある方は是非HP「野中至(到)千代子資料館(無料です~)」に「ご来館」ください)

「富士山測候所」が正式には存在しない今も、
この日がまだ忘れられていないことを、
最近、富山大学の青木一真教授のメールで知りました。

地元のラジオ局KNBのアナから来週月曜日は富士山測候所記念日なので、
山での気象観測について触れようと思っていると連絡がありました
「モ~ニングスクランブル:07時−09時」という番組です。”

これは、私たちのNPOが2007年以来、細々とではありますが、
富士山測候所を研究・教育目的で活用し続けているためではないかと自負しております。

そしてそれを、裏方として支えているのが「山頂班」の登山家の面々です。

トップの写真のようなことは長年に渡り、
富士山の岩崎山頂班長を務めていたくださったから
こそわかる情報です!!

しかも!なんと!経年変化がわかる写真を送ってくださいました!!

2008年
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2009年
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2018年
2018-2-2


2021年
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毎年、富士山頂に滞在してくださっている
岩崎山頂班長だからこそわかる変化です。

このように、ちょっとした変化でもわかる
岩崎さんたち山頂班のご活躍があるからこそ
毎年安全に、無事故で研究ができているのだな~と
改めてわかりました!!

今年は、特に富士山頂では長い雨や台風のあったり、
コロナ感染防止のために例年とは違った年になりました。

まだ1週間近く残っていますが、60数日間本当にお疲れ様でした!!

(広報委員会)