太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2021年08月

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 キンカメムシ(7月21日、岩崎洋班長撮影)

先日は蝉(エゾハルゼミ)をお送りしましたが、
その後も、山頂千客万来です。

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キンカメムシ(同上)

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ムシヒキアブ(7月23日、田中暁班員撮影)

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岩ひばり(7月25日岩崎山頂班長撮影)

小鳥まで来ました。
これは、2017年以来お馴染みのピーちゃんではないかとのことです。

「3号庁ハッチのところに岩ひばりが来ていました。ピーちゃん再び。
家族が出来たようで3羽でやってきました。」

山頂の岩崎班長からの、ほっこりする嬉しいメールです。

2017年7月に測候所のそばの水たまりで水浴びしていたのですが、
27日にはついに室内に入り込み、ちょっとパニック。
山頂班のやさしい誘導で何とか外へ。それ以来、「ピーちゃん」と名付けられて、2018年もやってきていました。
インスタ2017/7/27, 2017/8/11,2018/7/24) 

「迷い込んだ昆虫や登山者からもらったビスケットなど食べているんでしょうかね」
と言われていましたが、今年も来てくれました(多分同じ鳥みたいですね?)。

その上、なんと家族連れで・・・3羽です。

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 岩ひばりの親子?(7月25日岩崎山頂班長撮影)

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 ムシヒキアブ(7月25日、岩崎山頂班長撮影)

ムシヒキアブも見つかりましたが、これが餌でしょうか?
さらに続きます。
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 7月29日山頂班撮影
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 7月29日山頂班撮影

「お客さん」はどんどん増えそうで楽しみです。

なお、虫の名前はインスタを見た古い知り合いから
時々メールで教わっています。

富士山麓の昆虫を昔調べていたとか、
エゾハルゼミはこの時期、麓でよく聞こえるとのこと、
前回のブログに書いたように
上昇気流に持ち上げられてしまったのでしょうか?

これからも、いろいろな
ご意見やお話が聞けるといいですね。

(広報委員会)


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FM御殿場のHPより


8/6(金) 11:50〜12:00 
FM御殿場「GOGO防災よびかけ隊」
鴨川専務理事がラジオに出演します。

 
 FM御殿場とは?
86.3MHz 静岡県御殿場市周辺の魅力的な情報の発信と共に、
災害時に住民が必要とする情報を発信するツールとして、
「民設、民営」によるコミュニティFMです。
                       HPより


鴨川専務理事が出演するのは、全4回。

「GOGO防災よびかけ隊」月〜金 11:50〜12:00
11月以降について、放送日は未定です。
決定していることは、鴨川専務理事の出演はいずれも金曜日です。

8月6日は、「雷編」

11月は、 「地震編」

2022年2月は、「噴火編」

2022年5月は、「雹・雷・竜巻編」

となります!!

こちらのラジオは、
パソコンや携帯電話でも聴けますので
お時間がよろしければ
是非お聴きください~(^^)/

(広報委員会)



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埼玉県のウェブサイトより


「もしかしたら情報行ってるかもしれませんが、
今日、米持さんと富士山観測実施のプレスリリースしました。」
と、村田会員から連絡が入りました。


  環境科学国際センターは、地方自治体の環境研究所としては唯一、富士山頂で大気汚染の調査・研究を実施しています。富士山頂では、大陸から直接運ばれてくる粒子を捉えられることから、平成27年度から微小粒子状物質(PM2.5)の調査を行っています。これまでの調査により、石炭の燃焼など人為起源粒子の影響を明らかにするためには、PM2.5より小さい、大きさ1マイクロメートル以下の粒子であるPM1に着目することが有効であると分かってきました。

 今年は、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で、富士山頂でPM1の調査を実施します。また、降雨の始まりとなる微粒子「氷晶核」の研究も新たに行います。

 これらの研究は、越境大気汚染の埼玉県への影響や、気象災害につながる降雨の発生メカニズムを明らかにすることに繋がります。

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   埼玉県のHPより




  調査の特徴
 埼玉県への越境大気汚染の影響を知るためには、上空を運ばれてくる大気を調べる必要があります。富士山頂は自由対流圏にあるため、山頂の空気と地上の空気は混ざりにくく、上空を流れてくる汚染物質を調べることが可能です。環境科学国際センターでは全国でもほとんど事例の無い、次の2つの研究を行います。

ほとんど事例が無い研究とのことです!!
研究成果がとても楽しみです!!

(広報委員会)



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タイトルは
いよいよ稼働し始めたELTRESによる次世代型富士山火山噴火監視」
加藤俊吾理事と連名です。

本NPOの説明に始まり、2012年(?)までやっていた放射線医学研究所を中心とした、
宇宙線測定で富士山頂から、超長距離WiFiで飛ばしていた話などをふくめて、
Eltresの素晴らしさと今後の展望を語りました。

噴火予知の可能性と、大気化学測定(SO2,H2S・・)
通年観測の実施なども。

結論は
(1)衛星回線、携帯電話回線で行っていたようなデータ通信がELTRESの活用でフィールド観測が一気に容易になる (手軽さ)

(2)ELTRESは国レベルの大規模観測だけでなく小規模なグループにも高品質の地球科学計測をもたらす重要なツールになる。

次の富士山xELTRES
① 津波モニタリング
② 低頻度静止画像伝送で火山監視

講演後質問に移り
太郎坊など山麓の小屋の中で大丈夫だったか?・・・・あえて悪い条件でやって見た話。
津波モニタリング・・・、夢ではなく、来年度実行の予定とか

このEltresDaysには1300人の登録があったとのこと。最後を飾る迫力のある講演でした。

興味のある方は鴨川専務理事の講演概要をお送りしますのでご連絡ください.



(広報委員会)



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