太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2022年01月


日本消費者連盟 1653号 2022年1月20日発行



2022年1月20日発行の「消費者リポート」に
大河内副理事長の記事が掲載されました。

  
  今月の特集は 見えない大気中のプラスチック(AMPs)気候や人体にも影響か

 私たちが吸い込んでいる大気中に、肉眼では見えないプラスチックが浮遊しているのを知っていますか。マイクロプラスチック(微細な プラスチック)は、海に流れ出て生態系を破壊するだけでなく、大気中を廻って気候や人体にも影響を与え ている可能性が指摘されています。 研究は始まったばかりですが、これ以上地球上にプラスチックを増やさないに越したことはありません。そこで代替素材として日本政府が推奨しているのがバイオマスプラスチックです。しかしこれが本当に救世主になるのでしょうか。日消連・環境 部会で考えてみました。
無題


「消費者リポート」には、
上記記事以外にも
顕在化する前に調べる気候変動や健康へのリスクが
AMPsを研究する大河内博さんに聞く」の記事も2ページに渡り掲載されております。

ぜひごらんください。


(広報委員会)





認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)のです。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。



C-kan井出先生1page
”「C-kan Newsletter」 に富士山頂コロナ対策の記事が掲載されました” 
と井出里香理事からです。
「C-kan」って何でしょう?
コロナ対応などで今大活躍中の東京都立多摩医療センターのC館はコロナ専用病棟です。
そこで働く医療従事者やそれを支えるプロの集団の情報誌が「C-kan]です。

本NPOの井出理事はその情報誌へ、2021年夏に富士山頂で行った
コロナ対策の実態をご紹介しました。(2021年11月30日)
井出理事は2021年6月にこのC-館へ派遣された経験と、そのとき受けた助言や、
そこで学んだチームワークを参考に富士山頂のコロナ対策を練り上げました。

差し替え用

気象条件が厳しくて常時開放が困難な富士山頂の庁舎で、
水も運びあげなければならない環境で、
しかも発症者を医療機関へ搬送が不可能な条件を考えて、
「健康チェック表の作成(登山2週間前からの検温、症状チェック)、
登山数日前のPCR検査、ワクチン接種の確認、
3密を避ける対応(人数制限、共用備品、トイレの消毒、マスク着用、会話禁止)、
必要に応じて山頂スタッフの標準PPE装備」
などを厳しくマニュアル化して周知・徹底しました。

その結果、一人の感染者も出さずに
65日間の夏期山頂観測を無事終了したのですが、
後日のアンケートで
「マニュアル化に安心感を持ったという意見がある一方、
気温が低い環境での非接触型体温計はほとんど動作しない、
下山後2週間の体温測定忘れ」
などの問題点も出てきたとのことです。
これをブラッシュアップして今後に生かしたい」と
井出理事はまとめています。

これは、日本初の(いや世界初かもしれません)コロナ対策を施した山岳作業の
マニュアルとして今後withコロナ時代の山岳医療への寄与が考えられます。
実施した山頂班と研究者の徹底した協力体制とともに、
2021年の本NPOの大きい成果の一つとしてアピールしたいですね。
(広報委員会)

認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)のです。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。


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RBK毎日放送のWebサイトより


12月27日(月)10:35~11:30
RBK毎日放送で放送された
魔法の素材が舞う~プラスチック大気汚染~
が、無料で見ることができます。



  魔法の素材が舞う~プラスチック大気汚染~
私たちが呼吸で取り込む空気中にマイクロプラスチックが飛んでいる‥そんな実態が世界中の専門家の報告で明らかになりつつある。
レジ袋や食器、マスク‥安くて、形や硬さを自在に調節できる“魔法の素材”プラスチックとどう向き合えばいいのか。そして、最新の研究から見えてきたこととは。   
             Webページより
   



ぜひご覧ください。

(広報委員会)




定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)のです。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

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1月14日 静岡新聞 朝刊に記事が掲載!


「富士山噴火監視モニタリングと防災」事業に
日本たばこ産業(JT)静岡支店様より
持続可能な地域社会の発展に取り組む団体を支援する
「SDGs貢献プロジェクト」の助成金をいただき
贈呈式が1月13日に行われました。

無題
JT Webページより


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 贈呈式で講演する本NPOの塩谷立顧問(衆議院議員)


 「連続して観測し、データを送る通信網がなければ、火山活動を見逃す可能性がある」と富士山の噴火監視の意義を強調した。
                  静岡新聞のWeb記事より


そのニュースが
静岡新聞朝刊 1月14日
「富士山噴火監視に助成」として掲載されました。
あなたの静岡新聞にも掲載されております。)


(広報委員会)




認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)のです。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

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大河内副理事長の研究室のある建物の屋上から新宿方面を撮影。


理事を紹介するシリーズも、なんと第3弾となりました。

今回は 大河内副理事長の研究室に
お邪魔させていただきました!!

大河内副理事長は、
早稲田大学理工学術院 創造理工学部教授として
ご活躍されております。

先日、その早稲田大学理工学術院に取材させていただきました。

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駅改札にあったステンドグラス。駅から大学に直結していました。

緊張しながら大河内研究のあるフロアについたところ
大河内印の“のぼり”があるドアを発見!!

おそるおそるドアを叩くと、
お忙しいのにも関わらず、満面の笑みで
大河内副理事長が出迎えてくださいました。
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学生さんがいないお昼休憩中にパシャリ。


年末という時期でしたが、
学生さんが5~6人黙々とPCに向かってデータ整理をしていました。
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整理整頓されていました。(都合上、写真をボヤけております。)
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長いキムワイプを発見!!衝撃です!(理系の方は驚かれますよね?!w)

とても研究室内は
整理整頓されていました。
また卒業生さんからの贈り物の冷蔵庫など
学生さんからとても尊敬されているのだな~
とつくづく思いました。
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卒業生さんからの冷蔵庫の贈り物!イラスト可愛いです!

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実験機器のクリーンベンチ。その中には・・・

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富士山頂で使っているマイクロプラスチック採取器が!!高額でビックリします。

また福島県浪江町で放射線物質のサンプルを調査し、
放射線量測定しているということで、
その測定機器もありました。
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黒い装置が放射線量を測る装置。


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2020年4月購入されたという・・マイクロプラスチックを調べる装置。
家が一軒建てられる価格です!!



都心部の観測地点として
屋上に採取機器があります。
そちらも快諾して取材させていただきました。

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富士山が独立峰でしたら、こちらの屋上は独立塔?
都心にも関らず周りに高い建物はないのでビックリです!


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(こちらの写真には写ってませんが)
360℃見渡すと、富士山や東京スカイツリー、東京タワーも一望できました。

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グリンブルーさんの風向風速計。北海道など全国各地に設置、大河内研で測定しているとのことです。



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雨水のマイクロプラスチックの捕集装置。

雨水がフィルターを通るときに、
フィルターに残るマイクロプラスチックを測定。
下のポリタンクがプラスチックなのは
雨量を測定するためだけなのでプラスチックでOK。
などなど、分かりやすい説明を丁寧にしてくださいました。

なので、雨水を採取する漏斗はステンレス製、
ろ過するための装置はガラス製なのです。


大河内副理事長には、今回紹介してること以外にも
沢山お話して頂きました。

(いまはコロナ禍で行けないのですが・・)
カンボジアでの研究ネタ“あるある“や苦労話など
直接、聞くことができて
とても楽しい時間となりました。

無題


こちらが実際に使われている教科書です。
『アースドクター』になるため、
地球のでき方や岩石、鉱物、大気の話など
盛り沢山の内容で“わくわく”してしまいました。

大河内先生、お邪魔しました。

(広報ボランティアスタッフ:M)


認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)のです。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。


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