太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2022年04月

表紙

日本電気学会の論文誌、「電気学会論文誌A(基礎・材料・共通部門誌)No.3に安本勝・富士山環境研究センター・研究員他の論文が掲載されました。

安本研究員の研究の一部は昨年10月13日の本ブログでもご紹介しましたが、
富士山測候所で行われた研究の第2報目の論文としての出版で、

タイトルは「富士山体上接地電流による雷観測系」です

ちょっと難しい言葉が並んでいますが、
砕いていうと

「富士山測候所」をフランクリンの凧に、
7キロメートルの埋設送電線を「凧糸」に見立てて、
標高1575m、御殿場登山道の73号電柱のあたりに、
フランクリンさんが立って
凧あげをやっていると想像して下さい。

その時の電流を詳しく測定することで、雷についての
詳細な情報を得ることが出来て、
いろいろな研究に役立てることが出来ます。
・・・・というのが内容です。

安本研究員は富士山頂の研究者たちを
度重なる雷の被害から守るために、2011年以来、
いろいろな避雷対策を考えて、
問題点などを研究しているなかで、
逆転の発想で、
「これを使えば雷が測れる」と
思いついたとのことです。

詳しいことは、論文を精読していただくと分かります。

富士山の研究がいろいろな分野で、非常に興味深いアイディアで
行われていることを分かっていただけたでしょうか?

(広報委員会)



認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

IMG_7047
 左が鴨川専務理事


少し前の話ですが、2021年12月24日にラジオ
VoiceCueの「福耳玉手箱」に鴨川専務理事が出演しました。 


鴨川先生


IMG_7045
 ラジオ局のスタジオ

鴨川専務理事のテーマは“雷”について。

もともと地震、津波など
地球の電磁気的に関係する研究をしていた鴨川専務理事。

なぜ雷の研究を始めたのか? や
そもそも雷って何??という質問にも丁寧に解説。 

IMG_7049
著書を紹介する鴨川専務理事

なんと静電気が雷のきっかけだった?!
雷からの身の守り方や雷の発生方法などなど 

生命の起源は雷?
気候変動と雷?竜巻との関係は?? 
と、ラジオで解説!

(雷について、詳しく知りたい方は是非こちらの本をお読みください )


(広報委員会) 



無題

富士山の噴火について、TVメディアが取材に来ました。 
 

1月17日 韓国メディア チャンネルA
“揺れる富士山… 「いつでも噴火」”長尾年恭理事と藤井敏嗣理事が出演!

無題


無題

長尾理事は
(富士山が噴火すると)
少なく見積もって2兆5000億~3兆円の被害。

しかしながら、
現在のIT化した都市については、火山灰の影響は未知数であり
200兆円にも被害総額にもなるのではないか?との解説 。


無題

300年以上(富士山は噴火しておらず)休んでいる。
いつ噴火してもおかしくない…と藤井理事が解説。


無題


1月22日 香港メディア 香港フェニックステレビ 長尾年恭理事出演。
“日本富士山“ いつでもおそらく噴出します”

2無題2


 300年以上休んでる富士山がいつ噴火してもおかしくない状況です。 
 <中略>
 (もし富士山が噴火したら)経験したことのない被害、
 IT化された都市が初めて受ける被害になる。


と、説明しました。
富士山の噴火は日本だけでなく、
東アジア全体の関心の的になっていることがよくわかります。


(広報委員会)

認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

無題
地震と火山と防災のはなし 成山堂書店


2022年3月16日の深夜、福島沖で地震が起きました。 
「天災は忘れた頃にやってくる。」ともいいましょうか? 

こちらの本は、専門家8名によって書かれております。 
(本NPOの 楠城理事と長尾理事、鴨川専務理事の3名も含まれます!)





  地震と火山と防災のはなし   
成山堂書店 


自然豊かな日本においては、その恵みを存分に享受し独自の文化を育んできた一方、地震や火山噴火などの災害からは目をそらすことはできない。近いうちに起きるとされている南海トラフ地震までを視野に、地震、火山のメカニズムから、それに伴う災害への備え、地域での取り組みなどを分かりやすく解説。 


WEBより



「日本列島の地形の基礎知識」から「日頃の防災対策」まで、
幅広いジャンルに渡って書かれておりますが、
イラストや図が多く散りばめられていて
とても手に取りやすく、わかりやすい内容となっております。 


防災グッズの一つとして、備えても良いのではないでしょうか? 

ほどんど地震が起きないフィンランド、
ノーベル賞の授賞式が行われるスエーデンと
ダイナマイトの関係とは??

気になる方は、ぜひ本を読んでみてください。

購入はこちらから
よろしくお願いいたします。

(広報委員会)




認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。


Skype_Picture_2022_03_30T09_39_06_434Z

富士吉田市の富士山レーダードーム館が26日に改装オープン。
三浦和彦理事長、藤井敏嗣理事が13時からの式典に来賓席で臨みました。


Skype_Picture_2022_03_28T00_34_12_980Z
「富士山測候所のいま」と三浦和彦理事長


b278f9e501

IMG_960101


Skype_Picture_2022_03_28T00_30_49_055Z
金子法史甲府地方気象台長と三浦和彦理事長


金子甲府地方気象台長は東京理科大で三浦理事長のもとのお弟子さんです。

unnamed
 堀内茂富士吉田市長(本NPO顧問)の挨拶
  
Skype_Picture_2022_03_28T00_27_52_372Z
 藤井敏嗣理事(富士山環境研究所長)の挨拶


Skype_Picture_2022_03_28T00_30_33_672Z
 モニュメントのお披露目

当日の出席者はおよそ70名とか。
鴨川専務理事の車で立ち寄った思いがけない”地域貢献”や、
甲府地方気象台長の昔の教え子に会われたり、
充実したひと時を過ごした三浦理事長の一日でした!

富士山レーダードーム館を訪問される方は、
NPOの活動についてのパネルもぜひご覧ください。



この日、三浦和彦理事長が鴨川仁専務理事運転の車でまず訪れたのは、
鳴沢村の「手打ちそばあづま」です。

Skype_Picture_2022_03_30T09_37_11_450Z
 静岡県鳴沢村の「手打ちそばあづま」

店長の渡辺守氏は近年、富士山の写真で何件かの受賞歴のある写真家で、
2018年6月25日に「月と測候所」という写真を
NPOに送ってくださったことから
インスタへの”いいね”など、本NPOの応援をしてくださっています。


Skype_Picture_2022_03_30T09_38_47_034Z
 店主で写真家でもある渡辺守氏と、入賞した写真「月と測候所」の前で


「芙蓉の新風Vol.13」の、p4に掲載されています。
印刷された写真のまえで、二人で写っていただきました。


Skype_Picture_2022_03_30T09_38_26_380Z

こちらへお越しの折は是非お立ち寄りを!




(広報委員会)




認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

このページのトップヘ