太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

カテゴリ: 学会

静岡県立大学を中心とした雷研究グループでは、
Blitzortung.orgという雷位置評定ネットワークに参画しています。
観測機器は日本全国に設置していますが、富士山周辺においては落雷検知率を上げるために
測定機器を重点配備しています。

IMG_5701
 山頂に設置されているBlitzortung.org。時計の右脇のボックスが受信装置になります。

これらの落雷位置評定情報は、Blitzortung.orgからも見ることができますが、
富士山周辺については、本NPOのウェブサイトからも確認ができ、
リアルタイムで落雷情報を手軽に得ることができます。

雷グループが全国に機器を設置し始めたのが2018年からであり、
現在、観測地点が充実したため、落雷が場所ごとにどの程度の効率で検知できているか
評価し、論文にまとめました。

Kamogawa M, Suzuki T, Fujiwara H, Narita T, Wanke E, Murata K, Nagao T, Kodama T, Izutsu J, Matsuki A, Ting N., and Minamoto Y, Characteristics of the Blitzortung.org Lightning Location Catalog in Japan. Atmosphere. (2023); 14(10):1507.

本論文が掲載されたAtmosphere誌はMDPI社の新興的学術ジャーナルで
1ヶ月130~200本ほどの論文が1号分として掲載されています。
今回、我々のこのBlitzortung論文は、10月号の表紙論文として紹介されました。

[Atmosphere] Issue Cover - Vol. 14, Iss. 10 - atmosphere-2583905
 表紙の写真は、山頂班・山本季生さん(故人)が山頂から撮影した落雷にしました。

本NPOとして、雷グループの活動が広く紹介されるということで嬉しく思っています。
(文責:鴨川仁)

認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。


夏期観測が終わったと思ったら、もう学会シーズンです。

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久しぶりの対面の大気環境学会はつくばの産業技術総合研究所で行われ、年会長は兼保直樹理事です!

年会長あいさつ
 兼保直樹理事、プログラムの年会長ご挨拶より

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 年会会場 (撮影:村田浩太郎)

三浦理事長から特別集会でのは大河内副理事長講演などの写真が送られてきました。

特別集会2 大気中マイクロプラスチックの実態解明と健康影響評価 (AMΦプロジェクト)
〜自動車非排気粒子,パーソナルケア製品との接点〜
日 時 : 令和 5 年 9 月 14 日(木) 15:30~18:00
会 場 : A 会場(講堂)
世話人 : 大河内博(早稲田大学創造理工学部)
座 長 : 岩本洋子(広島大学),藤井佑介(大阪公立大学)
講 演 :1.AMΦプロジェクト:プラスチック大気汚染はどこまで解明されたのか?
大河内博 1,谷悠人 1,小野塚洋介 1,王一澤 1,速水洋 1,竹内政樹 2,反町篤行 3,藤井佑介 4,竹中規訓 4,宮崎あかね 5,須永奈都 5,羽山伸一 6,徳長ゆり香 6,山口高志 7,勝見尚也 8,松木篤 9,池盛文数 10,梶野瑞王 11,足立光司 11,石原康宏 12,岩本洋子 12,新居田恭弘 13(1. 早稲田大学,2. 徳島大学,3. 東洋大学,4. 大阪公立大学,5. 日本女子大学,6. 日本獣医生命科学大学,7. 北海道立総合研究機構,8. 石川県立大学,9. 金沢大学,10. 名古屋市環境科学調査センター,11. 気象研究所,12. 広島大学,13. PerkinElmer Japan)

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 大河内副理事長による講演

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 岩本洋子座長ほか(撮影:三浦和彦)

また、3日目の大河内副理事長のメールにはM2阪口さんの口頭発表賞受賞の文字が躍っていました。

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 兼保年会長から賞状を受け取る早稲田大学M阪口悠宇さん(撮影:大河内博)

学会賞スライド(坂口)
 阪口さんの講演スライドより

また、2023年度の大気環境学会AJAE 論文賞を本NPOの施設を利用されている速水洋早稲田大学教授を筆頭とする下記の論文が受賞しました。(三浦理事より追加情報です)
速水 洋(早稲田大学)、伊賀悠太(東京理科大学)、板橋秀一(電力中央研究所)、三浦和彦(東京理科大学、会員)、森 樹大(慶應義塾大学、会員)、櫻井達也(明星大学)

Detection of Ship Fuel Sulfur Contents in Exhaust Plumes at the Kanmon Straits, Japan, before and after the Global Sulfur Limit 2020[AJAE Vol. 16, No. 3], Hiroshi Hayami, Yuta Iga, Syuichi Itahashi, Kazuhiko Miura, Tatsuhiro Mori and Tatsuya Sakurai 

スクリーンショット 2023-09-19 14.43.15
 速水教授の代理で論文賞を受け取る森樹大慶応大学助教

なお、ポスター会場では富士山関係の研究発表も行われています。

富士山体を利用した大気境界層上層および自由対流圏
における酸性ガスおよびエアロゾルの長期観測(7)

○本間旭陽・大河内博・矢田崇将・速水洋(早稲田大学)・勝見尚也・皆
巳幸也(石川県立大学)・小林拓(山梨大学)・三浦和彦(東京理科大学・
富士山環境研究センター)・加藤俊吾(東京都立大学)・和田龍一(帝京科
学大学)・竹内政樹(徳島大学)・戸田敬(熊本大学)・米持真一(埼玉県
環境科学国際センター)・土器屋由紀子(富士山環境研究センター)・畠山
史郎(富士山環境研究センター・アジア大気汚染研究センター)

富士山麓におけるドローン経月採取による単一雨滴中
の硫酸塩定量 ○岡本大地・神谷祐翔・南齋勉(静岡理工科大学)
P-29# 富士山体を利用した自由対流圏および大気境界層にお
ける雲水化学観測(9)

○押見基央・大河内博・王一澤・速水洋(早稲田大学)・勝見尚也・皆巳
幸也(石川県立大学)・米持真一(埼玉県環境科学国際センター)・三浦和
彦(東京理科大学・富士山環境研究センター)・加藤俊吾(東京都立大学)・
和田龍一(帝京科学大学)・竹内政樹(徳島大学)・土器屋由紀子(富士山
環境研究センター)・畠山史郎(富士山環境研究センター・アジア大気汚
染研究センター)・山田佳裕 (香川大学)

P-30# 山間部局地豪雨の化学組成と大気汚染物質の影響評価
(4)

○近藤優名・大河内博・米戸鈴美香・藤原博伸・速水洋(早稲田大学)・
加藤俊吾(東京都立大学)・和田龍一(帝京科学大学)・三浦和彦(東京理
科大学・富士山環境研究センター)・山田佳裕(香川大学)・鴨川仁(静岡
県立大学)

今年の学会シーズンも本NPO関係者の活躍が見込まれるスタートとなりました。
(広報委員会)

認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

看板
主催団体

4月17-21日に、新潟県朱鷺メッセで、COVID-19で開催が遅れていたAcid Rain2020が、畠山史郎・アジア大気研究センター所長(本NPO・富士山環境研究センター長)の主催で行われました。

本NPOからは、大河内博副理事長、加藤俊吾理事らが出席し、富士山に関しては下記の講演発表を行っています。

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  会場風景(加藤俊吾理事撮影)

加藤俊吾理事からは
”コロナ禍で長らく行えなかった対面での国際学会にやっと参加でき感慨深かったです。とくにポスターセッションは対面でこそできる細かいやり取りがあるので、ポスター発表の重要性を再認識しました。本NPO関係者も多数参加しており、夏期観測に向けた準備の情報交換などもおこなうことができました”
というコメントが届きました。

大河内先生
  大河内副理事長と George Lin 台湾中央大学教授

また大河内副理事長からは下記の学生さんたちの発表の写真が送られてきました。

Tani Y, Okochi H, Onozuka Y , Hayami H, Takeuchi M, Katsumi N, Kajino M, Adachi K, Niida Y, Kato S, Wada R, Kamogawa M, Iwasaki H, Yokoyama K, Nagato T, Narumi G, Miura K, Hirose K, Dokiya Y. Occurrence, behavior, fate, and health impact of airborne microplastics (AMPs): 
Characteristics of AMPs in high altitude and polar regions (4)

Oshimi M., Okochi H, Wang Y., Endo M., Dairiki M., Katsumi N., Minami Y., Yonemochi S., Miura K.,, Kato S., Wada R., Takeuchi M., Toda K., Dokiya Y., Hatakeyama S. Long-term monitoring of cloud water chemistry in the free troposphere and boundary layer of Mt. Fuji(1)

Homma A., Okochi H., Yada T., Hayami H., Katsumi N., Minami Y., Kobayashi H., Miura K., Kato S., Wada R., Takeuchi M., Toda K., YonemochiS., Dokiya Y., Hatakeyama S.
 Long-term Observations of Water SolubleAerosols and Gases in the Free Troposphere and Atmospheric Boundary Layer on Mt. Fuji for the Assessment of Transboundary Air Pollution Impacts.

Kato S, Yada S, Wada R, Okochi H, Miura K, Kamogawa M, Minami Y, Kobayashi H, Dokiya Y 
Long-term measurements of trace gases at the summit of Mt. Fuji during summer.

ポスター(1)
  
ポスター2
 
ポスター3
 
ポスター4
 
ポスター5

ポスター6)
  
この会については長い歴史があります。
1960年代後半から、まずヨーロッパの森林の被害が現れ、スウェーデンの土壌学者・Svante Oden らによって、越境大気汚染が原因であることが証明されたことなどから、大気、陸水、生態などの広い範囲の研究者によるネットワーク観測が始まり、北米大陸にも広がりました。

1975年に米国、オハイオ州コロンバスで始まったこの世界的な研究集会は、環境問題を扱う大規模な集会に発展して、ほぼ5年ごとに行われており今回で10回目を迎えました(表1)。1970年代最も深刻な大気汚染問題であった酸性雨問題は、越境大気汚染として認識され、冷戦下に旧ソビエト圏内の森林の被害も明らかにするなど、この国際学会が果たした役割は、冷戦時代から大きいものがありました。欧米の硫黄および窒素酸化物の発生源対策が進んだ後は、アジアに焦点が移りました。

第6回目の2000年はつくばで行われ、組織委員長の国立環境研究所の近藤次郎氏が、初めてアジアで行われるこの大会で大気汚染研究の大切さを述べておられました。

表1 Acid Rain International Conferenceの歴史
年   開催地
2023  Niigata, Japan 
2015  Rochester, USA 
2011  Beijing, China 
2005  Prague, Czech Republic 
2000  Tsukuba, Japan 
1995  Goteborg, Sweden 
1990  Glasgow, Scotland, UK 
1985  Muskoka, Ontario, Canada 
1980  Sandefjord, Norway 
1975  Columbus, Ohio, USA

それから20年(コロナ禍で3年延びましたが)同じアジアの新潟で本年行われたことの意義は大きく若い人が沢山参加したことは素晴らしいことです。
(広報委員会)


認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

日本エアロゾル学会の機関誌エアロゾル研究(季刊)が届きました。

以前のブログでも何度か取り上げましたが、畠山史郎研究センター長や三浦和彦理事長が会長をしていた頃から、お馴染みの深い学会誌で、偶然にも今回は本NPO関連記事が満載です。

目次赤線縮小
エアロゾル研究P1,目次の一部(赤線は関係者)

本NPO賛助会員の奥田知明さんの特集記事、正会員岩本洋子さんらの研究ノート、森樹大さんらの会議報告、土器屋由紀子理事のインタビュー記事、正会員村田浩太郎さんの若手の広場と半分近くの記事に関係しています。

今回は富士山測候所と直接関係のある後半の2件についてご紹介しましょう。

TOPその2
村田ポートレート
  著者(村田浩太郎)近影

若手会の広場では、2022年9月から若手会副代表になった村田さんの初の研究紹介ともいえるでしょうか? 微生物を対象とした「富士山頂での氷晶核」の研究が本NPOの山頂研究に新しい風を吹き込んでいるのは確かで、これからの発展が楽しみです。

sampling
  富士山頂に設置した採取装置

インタビュー記事は例年1号に載りますが、今回は皆巳幸也理事(副事務局長)と佐藤根大士(兵庫県立大)編集委員長、和田匡司編集委員(おおさか環境農水研)板橋秀一編集委員(電中研)が本NPOの事務所に集まり、梶野瑞王編集幹事(気象研究所)がZoomで入って土器屋由紀子理事の昔話を聞くことになりました。

画像4
  インタビュー後の集合写真

ジオラマと土器屋10%
測候所のジオラマ(元事務職員中山良夫氏作成)を見ながら説明する土器屋理事

前半はエアロゾルとの出会いなど古い話でしたが、後半、本NPOの現状や研究施設としての有用性などについて、事務所のジオラマも動員して説明しています。

エアロゾル研究の本号を見た方に富士山測候所の、研究施設としての素晴らしさが伝わることを祈ります。


(広報委員会)




認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

日本エアロゾル学会の機関誌エアロゾル研究(季刊)が届きました。

以前のブログでも何度か取り上げましたが、畠山史郎研究センター長や三浦和彦理事長が会長をしていた頃から、お馴染みの深い学会誌で、偶然にも今回は本NPO関連記事が満載です。

目次赤線縮小
エアロゾル研究P1,目次の一部(赤線は関係者)

本NPO賛助会員の奥田知明さんの特集記事、正会員岩本洋子さんらの研究ノート、森樹大さんらの会議報告、土器屋由紀子理事のインタビュー記事、正会員村田浩太郎さんの若手の広場と半分近くの記事に関係しています。

今回は富士山測候所と直接関係のある後半の2件についてご紹介しましょう。

TOPその2
村田ポートレート
  著者(村田浩太郎)近影

若手会の広場では、2022年9月から若手会副代表になった村田さんの初の研究紹介ともいえるでしょうか? 微生物を対象とした「富士山頂での氷晶核」の研究が本NPOの山頂研究に新しい風を吹き込んでいるのは確かで、これからの発展が楽しみです。

sampling
  富士山頂に設置した採取装置

インタビュー記事は例年1号に載りますが、今回は皆巳幸也理事(副事務局長)と佐藤根大士(兵庫県立大)編集委員長、和田匡司編集委員(おおさか環境農水研)板橋秀一編集委員(電中研)が本NPOの事務所に集まり、梶野瑞王編集幹事(気象研究所)がZoomで入って土器屋由紀子理事の昔話を聞くことになりました。

画像4
  インタビュー後の集合写真

ジオラマと土器屋10%
測候所のジオラマ(元事務職員中山良夫氏作成)を見ながら説明する土器屋理事

前半はエアロゾルとの出会いなど古い話でしたが、後半、本NPOの現状や研究施設としての有用性などについて、事務所のジオラマも動員して説明しています。

エアロゾル研究の本号を見た方に富士山測候所の、研究施設としての素晴らしさが伝わることを祈ります。


(広報委員会)




認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

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