太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

カテゴリ: 講演

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東京工業大学のCOI WEBページより


第6回東京工業大学COIシンポジウム(オンライン開催)が
2022年3月10日(木)9:00~12:00に開催されます。




 開催趣旨
 地球インクルーシブセンシング研究機構では、『サイレントボイスとの共感』をテーマにCOI活動を推進してきましたが、いよいよ最終年度となりました。 このプロジェクトの目的は社会実装に向けた科学技術的な成果のみならず、地球との共存を目指して人々に行動変容を促すことにあります。 本シンポジウムでは、科学技術が人間にもたらす変化や価値、その可能性について様々な立場から考えます。 今回は、本学の科学技術創成研究院 未来の人類研究センターの協力を得て、この普遍的なテーマの更なる探求をする機会とします。

              東京工業大学のCOI WEBページより


こちらのシンポジウムにおいて
当NPO専務理事の鴨川先生が招待講演します。


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WEBページより


招待講演
9:20 鴨川 仁 氏 (静岡県立大学 特任教授/NPO富士山測候所を活用する会事務長)
  「次世代型センサー・通信機器は自然災害予測をどう変えるか?

聴講には申し込みが必要です。
詳しくはHPをご確認ください。

(広報委員会)



認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。



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2021年11月13日(土)、
富山県立魚津工業高等学校の生徒対象

環境講演会2021「とやまの環境を考えよう」基調講演
空飛ぶマイクロプラスチックをつかまえる!
~地球表層を巡るプラスチック問題を考えよう~

大河内副理事長が講演します!

講演概要の一部を紹介いたします。
 
新型コロナ禍による在宅学習・勤務に伴ってプラスチック容器ゴミが急増しました。プラスチック製不織布マスクの月間推定使用枚数が1290 億枚にもなり、不適切管理によりプラスチック汚染が広まっています。

プラスチック容器包装廃棄量は中国が世界一です。
中国は様々な大気汚染物質の排出量が多いので、中国大陸の東に位置する日本はその影響を強く受けています。黄砂が飛来するときには、様々な人為的大気汚染物質も一緒に飛来しています。越境大気汚染です.

上空であるために遮るものがなく,風が強い富士山頂で様々な越境大気汚染の観測を行ってきました.新しい大気汚染物質として大気中に浮遊するマイクロプラスチック(airborne microplastics; AMPs)の研究を始め,富士山頂でもマイクロプラスチックが浮遊していることを発見しました.

令和3年4月から,環境省総合推進費「大気中マイクロプラスチックの実態解明と健康影響」として、本格的に研究を開始することになりました.

ここでは,富士山頂での大気観測の実際や越境大気汚染の実態を解説しながら,大気中マイクロプラスチック研究の最先端をご紹介します.

コロナ禍において、
テイクアウトの容器プラスチックが
増えたことをご存知の方は多いと思います。

しかし、不織布のマスクも
大量のプラスチックゴミになっています。

大気中にマイクロプラスチックが
舞っている事実については
知らない方が圧倒的多数です。

(私も大河内副理事長の講演を
聞いて「そうだったんだ!!」と驚きました。)


環境問題について
高校生たちに、新しい視野を広げる
キッカケをつくる講演会となりそうです。

(広報委員会)




2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。



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JpGU Meeting 2021 (jpgu-member.org)


2021年5月30日~2021年6月6日まで
JpGU Meeting 2021 がオンラインで開催されました。

 JpGUとは?

 公益社団法人日本地球惑星科学連合(Japan Geoscience Union; 以下JpGU)は,地球惑星科学を構成するすべての分野及び関連分野をカバーする研究者・技術者・教育関係者・科学コミュニケータ,学生や当該分野に関心を持つ一般市民の方々からなる個人会員,地球惑星科学関連学協会を団体会員,事業を援助してくださる賛助会員から構成される学術団体.
                        HPより
このJpGU Meeting 2021に、
富山大学 青木先生より
招待講演をされるとの連絡がありました。

 
 富山大学の青木です。

お世話になっております。
ご存じかも知れませんが、JpGUで「山の科学」セッションが開催されています。
昨年度、発表予定でしたが、新型コロナもあり、私の発表が今年に延期なっています。
招待講演なので、お恥ずかしい限りですが、少し富士山の話もさせて頂く予定です。

11:30 〜 11:50 [MIS23-10] 立山における大気エアロゾル・雲・雪の観測的研究
招待講演 青木 一真1 (1.富山大学)

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こちらのセッションの招待講演として青木先生が講演。

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青木先生は、理科大の三浦理事長と同じ研究室のご出身で、
ACPM2017ではプログラム委員として活躍されました。
今回も、富士山とNPOについて
話してくださりありがとうございました。

(広報委員会)




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PerkinElmer社のHPの一部より
抜粋

6月4日(金)10時から16時まで
PerkinElmer主催、
Global Environmental Science Summit がオンライン開催されました!!

このサミットの発表者は26名。
(そのうちの唯一、日本からの発表者!?)
大河内副理事長が講演!!

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講演時間は約20分。

「Good afternoon~ !! My name is Hiroshi  Okouchi !!」
ネイティブな流暢な英語から講演は始まりました。

すべて英語で口頭発表。もちろん質疑応答も英語です!

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こちらが発表概要。

AMPsについて、英語でもわかりやすい説明でした!!
カンボジアや東京都新宿区、富士山頂(自由大対流圏)で採取されたAMPsについてのお話も!!


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また同サミットで
早稲田大学の学生2名さんもポスター発表!!👏


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早稲田大学 Machiko Fujisawaさんのポスター (一部抜粋)

柔軟剤などに含まれるマイクロカプセルによる
“香害(Fragrance Pollution)”についての発表。


ポスターには
電子顕微鏡で撮影した“柔軟剤に含まれているマイクロカプセル“の写真や
EU(ヨーロッパ連合)でアレルギー物質とされる
“D-リモネン”や“リモナール”が検出された柔軟剤もあったとの報告!!



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早稲田大学 Heli Zhaoさんのポスター (一部抜粋)


森林における大気中マイクロプラスチックの研究です。
こちらは、富士山の麓の太郎坊での観測についての発表です!!




聞きごたえのある
盛り沢山の発表内容となっておりました!!

(広報委員会)

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令和2年度関東支部総会・講演会が、
令和3年5月28日(金)13:00~16:30
オンラインで開催されました。

講演会のテーマは
 “最近の気になる大気環境問題“
  
  開催概要:
 最近の大気環境問題は、従来の枠を越えて新たな領域へと広がっています。
気候変動、災害、マイクロプラスチックといった今後ますます重要となる課題へも、大気環境問題としての取り組みが行われてきています。
今年度の関東支部講演会では、これらの研究を取り上げるとともに、今年 4 月に対策が強化された石綿についてもピックアップし、最近の多岐にわたる大気環境問題について考えます

                   大気環境学会のHPより


この講演会の
「プログラム1. 大気中マイクロプラスチックの現状と課題 」
大河内副理事長が講演しました!!

(広報委員会)




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