太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ

カテゴリ: 講演

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公益社団法人・日本地球惑星科学連合(JpGU)JpGU-AGU Joint Meeting 2020HPより


 日本地球惑星科学連合とは??
 公益社団法人日本地球惑星科学連合(Japan Geoscience Union; 以下JpGU)は,地球惑星科学を構成するすべての分野及び関連分野をカバーする研究者・技術者・教育関係者・科学コミュニケータ,学生や当該分野に関心を持つ一般市民の方々からなる個人会員,地球惑星科学関連学協会の団体会員,事業を援助してくださる賛助会員から構成される学術団体です.
                            JpGUのHPより


2020年7月12日~16日に、オンラインで行われた
JpGU-AGU Joint Meeting 2020の招待講演に
アースドクターこと当NPO理事の大河内副理事長が招かれました。

その講演を紹介いたします。


 招待講演
大河内博(早稲田大学創造理工学部)
Recent research trends in airborne microplastics (AMPs)

講演で使われたプレゼンテーション資料の
ほんの一部ですがご紹介いたします。


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招待講演のプレゼンテーション


招待講演だけでなく、iPosterでも
大気中のマイクロプラスチックの研究発表をされました。

大気中のマイクロプラスチックの研究について
もっと詳しい内容を知りたい方は
2月24日 (月) YES! For You が放送されました 聞き逃した方もまだ間に合います!
を是非ご覧ください!!わかりやすく解説されております。


今年度は新型コロナウイルス感染防止による夏季観測の中止のため
最も大事な収入源となる使用料が入らなくなり
富士山測候所での今後の活動の危機に追い込まれていることも
招待講演でアナウンスしました。

引き続きクラウドファンディングやご寄付のご協力をお願い致します。

(広報委員会)




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    富士山観測のスライドを使って講演する鈴木智幸・学芸大・個人研究員

令和元年度第2回「高高度発光現象の同時観測」に関する研究会(通称「高校生のスプライト研究会」)が静岡県立大学・もくせい会館で1月25-26日に開かれました。

本ブログでも過去に3回ご紹介しましたが、この研究会に参加した意欲的な高校生が富士山観測と一緒に同時スプライト観測に参加する可能性があるな、本NPOにとって大切な会議です。

夏期観測2019に学生公募で参加した伊藤有羽さん (ブリティッシュコロンビア大学・現在慶應大学大学院修士1年生)も輩出OB/OGのひとりです(このブログの最後にリンクがあります) 。  

今回は静岡県立大の鴨川仁特任准教授(本NPO事務局長)がホストとなる会議であり、充実した講義や実習が行われました。

将来、この高校生の中から、富士山研究に参加する研究者がたくさん出ることを期待しています。

(広報委員会)




 



 




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  大学女性協会の奨学生として司会者から紹介を受ける鈴木さん

2011年から2015年の間夏の富士山で活躍した東京学芸大学 (当時)の鈴木裕子さんを覚えている方は多いと思います、彼女は大学院修了後、第58次南極地域観測隊の越冬隊員として、南極観測に参加し2018年3月に帰国後は情報・システム研究機構国立極地研究所の広報室に特任専門員として勤務しています。

メーリングリストでもご連絡しましたが、鈴木さんの帰国後の報告会の一つが11月13日、津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス会議室で大学女性協会東京支部講演会として行われました。

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「南極観測の重要性を一般の方々に知らせる」ために極地研の広報室にいる彼女の話は大変分かりやすく楽しいものでした。
 
南極の夏(12月から次の年の2月まで)は100人以上が昭和基地に滞在していますが、3月以降になると夜がだんだん長くなり、鈴木さんの属していた「宙空圏」グループの観測が本番を迎えます。第58次の越冬隊員は33名、それぞれの専門は違いますが女性は6名、過去最多だったそうです。

富士山で雷やスプライトの研究をしていた鈴木さんにとって、「雷の発生が少ない」とされていた南極で、実はそうではないのではないかということが知られるようになり、その調査を含めたプロジェクトへの参加でした。HFレーダー観測や、光学観測によるオーロラの観測が中心だったそうです。

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 講演中オーロラの色について説明する鈴木さん

当日の話題は、南極観測一般にわたり、夏の間だけしか船が接岸できないために越冬隊が必要なこと、南極大陸の地理、南極観測の歴史に始まり、昭和基地の生活、白夜から極夜に至る変化、ドームふじ(3800㍍)への小旅行。お湯をまくと一瞬に氷ができて花火のように広がって輝く話。蜃気楼、ペンギンやアザラシの子育ての話、消火訓練や極夜でLEDの光で育てたイチゴの話など、1時間半の講演が短すぎると感じるほどでした。

長めにとってあった質問時間には、物理学者による「ファインマン教科書の間違い」に関するものもあり、良く勉強していることがわかる応答で、富士山で仕事をしていたころの高校出たての可愛い鈴木さんが、いつの間にかすっかりしっかりした社会人に成長していることがわかりました。講演の中でも触れられていましたが、厳しい自然条件にもめげずに富士山頂を利用した経験がこのような進路に結び付いたことは、旧測候所の利活用を続けているNPOにとっても大変嬉しいことです。

富士山を経験した若い人たちが、新しい分野で益々活躍されることを祈っています。

(広報委員会)

【関連記事】鈴木裕子さんは富士山頂でブラタモリに出演されています・・・







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鴨川先生の講演会での内容が静岡新聞に掲載された記事


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講演会の様子(講師:本NPO事務局長 鴨川先生)

台風第19号の影響で延期となっていた
第121回ふじのくに防災学講座が11月10日(日)に行われ
本NPO事務局長の鴨川先生は
「富士山での安全・防災研究最前線」と題し講演会されました。

 
富士山は貴重な観光資源になっている一方で、遭難者が多く、行政にとっても見過ごせない状況にあると指摘。富士登山客向けの気象データなどの観測網は決して充実しているとはいえず、落雷・噴火などのリスクもある富士登山において、
本NPO法人「富士山測候所を活用する会」など行政機関以外の観測態勢もできつつあると紹介。
「今後も登山安全に貢献しつつ、この分野での県民自身の関心を高めたい」
という熱い想いを語られました。


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富士山測候所で行われているインフラの実用化に向けての研究を説明
 
富士山だけの安全・防災研究だけでなく、日常においての災害についても講演されました。

東日本大震災や大型台風による災害などが起こると、被害の状況把握や親族などの安否を確認するためにスマートフォンなどの通信手段が利用者が急増します。通信回線のパンクが起きたりと色々なインフラ問題が上がってくると指摘。

自然災害というものは、何時どこで起こるかわかりません。
万が一起きたときに、迅速な対応が1つでなく、沢山の方法でカバーできるようなインフラ整備が大切であると講演されていました。

(広報委員会)



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昨日、10月31日に終了した世界気象機関(WMO)が主催するHigh Mountain Summit2019年10月29日~31日、スイス、ジュネーブ)に鴨川仁事務局長が本NPOを代表して参加、ポスター発表を行いました。

興味深いサミットの内容等は、また後日このブログに載せていきます。


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 スイス・ジュネーブで開かれていたHigh Mountain Summit

(広報委員会)

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