太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ


 2024年7月12日朝、馬の背(岩崎洋山頂班長撮影)

7月12日 早朝、岩崎洋山頂班長からチャットでメッセージが入りました。気温2.8℃とか。
「お早う御座います。今朝はほんの一瞬視界が利きましたがまた雨になりそうです。」


 2024年7月12日朝、視界が利いたのは一瞬でした(岩崎洋山頂班長撮影)


 2024年7月12日、着任3日目やっと火口とご対面(岩崎洋山頂班長撮影)


 2024年7月12日朝、天気はしばらく期待出来ません(岩崎洋山頂班長撮影)

7月11日には暴風雨の中で奥宮開山祭があり、岩崎班長と大部良輔班員がお神酒を持って参加したとのことです。

なお、先日問い合わせ中のトンボの名前について下記のようなメールを頂きました。

”写真拝見できました。予想通り「ミヤマサナエ」でした。この種は羽化後高い山で夏を超す個体がいて、神奈川でも丹沢山塊などの山頂部で見られます。”
(神奈川県立生命の星・地球博物館苅部治紀様メールより)

7月13日(土)「今朝の気温,2,6℃雲海で高曇り、朝は一寸冷えます。相模灘方面が少し切れていて、初島と大島が見えました。」13日早朝、岩崎洋班長からです。
今週末で、通信関係の設置作業が終わり一段落ですが、風雨が強く辛い外仕事だったとのことです(山頂班作業日報より)


 7月13日 お昼ごろの渋滞(撮影:田中暁山頂班員)

「連休なのと少し天気が良くなったこともあってか、今日の昼頃は久々に頂上渋滞が出来ました。」
夕方、田中暁山頂班員からです。

7月14日(日)3連休の中日でしたが、天気が悪く登山者は少なかったようです。

7月15日(月、海の日)班員交代で大部良輔班員が下山。増本亮班長が再登山です。
15:15-16:55 雷雲接近のため商用電源オフ。発動発電機の運転があり、
関連研究者へのメールが流れました。

(広報委員会)

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 株式会社 アグネ技術センター ウェブサイトより
 7月号の表紙は水色。富士山と良くマッチしています


昨年11月、アグネ技術センターから本NPOへ雑誌「金属」No.7 特集企画の依頼があり、三浦が編集担当を引き受けました。
雑誌「金属」は、企業の技術管理者,材料研究者,大学,研究所の研究者など,材料にかかわるすべての人のための材料技術情報誌をめざしているとのことで、2022年度, 2023年度の成果報告会の発表者を中心に富士山における大気・火山の観測の最前線の研究をわかりやすく解説していただきました。
本特集は4部で構成され、
第1部「大気を調べる」では健康に影響を与えるオゾンやPM2.5や二酸化硫黄や硝酸化合物などの越境大気汚染物質の監視と近年発見された大気中マイクロプラスティックについて、早稲田大学の大河内博先生に編集をお願いしました。
第2部「気候変動と雲を調べる」では、温暖化効果のある二酸化炭素など温室効果ガスの挙動と冷却効果のあるエアロゾル粒子の挙動、さらに雲生成について三浦が担当しました。
第3部「雷を調べる」では富士山頂で観測される雷と雷放電に伴い高層大気への放電現象について、また近年発見された雷雲から放射される放射線について静岡県立大学の鴨川仁先生に編集をお願いしました。
第4部「防災に役立てる」では富士山の噴火予知について現在、どのような研究が行われているか、東京都立大学の加藤俊吾先生に編集をお願いしました。

以下に目次を記します。

特集「富士山は観測タワー 富士山における大気・火山の観測」
特集にあたって:三浦和彦
《第1部 大気を調べる》
大気中微小粒子に含まれる無機元素の濃度と発生源:米持真一
富士山頂における水溶性酸性ガスの自動化分析:竹内政樹
富士山頂での大気中の一酸化炭素,オゾン,二酸化硫黄濃度の測定:加藤俊吾
富士山頂の窒素酸化物:和田龍一
富士山頂で PM2.5,雲,雪からマイクロプラスチックを発見!:大河内 博
《第2部 気候変動と雲を調べる》
富士山頂の大気中二酸化炭素濃度の長期モニタリング 寺尾有希夫
富士山頂・山麓におけるエアロゾルの長期モニタリング:三浦和彦
富士山麓における雲滴ドローン採取による雲の特性評価 南齋勉
山頂大気中の氷晶核―鉱物ダストとバイオエアロゾル― 村田浩太郎
《第3部 雷を調べる》
富士山頂を活用した雷研究 鴨川仁
雷雲と宇宙の間で起こる放電発光を富士山頂から俯瞰する 鈴木智幸
富士山測候所の雷対策 安本勝
《第4部 防災に役立てる》
富士山での火山ガスモニタリングシステムの開発 加藤俊吾
噴火予知における地磁気観測の役割 長尾年恭
富士山直下で発生する低周波地震 楠城一嘉
このような雑誌の特集企画は2016年8月1日発行の理大科学フォーラム以来、8年ぶりです。

「山岳大気の研究」:三浦和彦
「富士山頂でCO2の測定」:野村渉平・向井人史
「山岳オゾン,一酸化炭素の測定 -富士山など-」:加藤俊吾
「山岳における大気中水銀の観測から長距離越境輸送を解明する」:永淵修
「富士山頂におけるラドンの観測」:永野勝裕
「山岳域におけるエアロゾルの化学分析」:大河内博
「山岳域におけるエアロゾルの物理計測」:三浦和彦
「山岳域における大気電気の観測」:鴨川仁

目次を比較すると、継続されているテーマもありますが、広い分野で富士山測候所が利用され、発展していることがわかります。

認定NPO法人富士山測候所を活用する会 理事長
三浦和彦



※ 雑誌「金属」No.7において誤った記載がありました。
この場を借りて訂正してお詫び申し上げます。
誤:高所科学研究会(代表 五十嵐康人,当時気象研究所)
正:富士山高所科学研究会




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一般財団法人 新技術振興渡辺記念会は、科学技術に関する調査・研究に対して助成を行なっており、本NPOもこれまで、富士山頂を利用した東アジア越境大気汚染監視や富士山噴火予知のための観測システムの構築など多くの調査研究を委託して頂き、大変お世話になっております。この度、その会報「新技術振興渡辺記念会だよりVol.13」の表紙に富士山頂での本NPOの観測風景が採用されました。

表紙の写真は、令和5年8月に富士山測候所の庁舎脇で試料採取を行っている光景です。写真の装置で山頂のエアロゾルや霧を採取し、含まれるマイクロプラスチック(MPs)を観測します。当財団は、平成16年に無人となった測候所の施設を気象庁から借用し様々な研究活動の拠点として活用している認定NPO法人富士山測候所を活用する会に委託して、MPsの環境汚染調査研究を行いました(本誌4ページ参照)(写真提供認定NPO法人富士山測候所を活用する会)
 「新技術振興渡辺記念会だよりVol.13」表紙写真について より。
また、本文の「成果報告」では本NPOに委託された「富士山体を利用したマイクロプラスチックの東アジア大気汚染の実態把握に関する調査研究」に関する、大河内博早大教授(委託研究:実施代表者)の協力による分かりやすい概要が2ページに渡って紹介されています。(詳細は上のリンクからお読み下さい)



ここでは、2023年の末に、The New York Timesの「2023年に初めて起きたこと20選」に「富士山の雲にMPs」が選ばれたことも触れられております。私どももそのときは、富士山頂での研究を続けてこられたことを心から嬉しく思うと同時に、2007年の本NPOのスタート時からこれまで、いつもご支援下さった渡辺記念会のご恩を痛感いたしました。「やっと世界に、富士山頂が素晴らしい観測サイトであることが認められました!」
と感謝を込めてお伝えしたいと思います。

これからもさらに良い研究成果を挙げられるように努力してまいります。

(広報委員会)

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