東京理科大学 創設者シリーズ第2弾 企画展『富士山観測』がいよいよスタートします。9月26日(木)からの一般公開を前に、25日(水)報道機関に向けた内覧会がありました。
大きなステンドグラスのある荘重な雰囲気の内覧会会場
本NPOも協力機関としてお招きを頂き、三浦和彦理事長、野中勝氏、中山良夫氏と土器屋由紀子理事が出席しました。内覧会では、まず東京理科大学浜本理事長と石川学長がご挨拶。理科大としてのこの企画への意気込みが感じられる集まりでした。
続いて土器屋理事が挨拶し、野中氏を紹介。野中氏は、「和田雄治の命を懸けた尽力が無ければ、野中至・千代子夫妻の冬季観測の評価は成立しなかった」という、あまり知られていない彼の業績を紹介されました。なお、これについては野中至(到)・千代子資料館ウェブサイトに「富士山初の冬山レスキュー」と題して寄稿されています。
企画展の展示一切を取り仕切られたのは、なるほど科学体験館・副館長の大石和江学芸員。展示にあたっての裏話をユーモアを交えて説明され、指導した学生スタッフにもそれぞれの担当する展示内容を紹介していただきました。彼らの調査の見事さは注目の的です。
展示内容の説明をする なるほど科学体験館・副館長の大石和江学芸員(左端)
企画展の大きい成果である「中村精男と和田雄治の年表」は学生スタッフも協力して作成
学生スタッフによる展示物の説明とそれを聴く石川学長(右端)
本NPO関係では、1895年富士山頂で使われた温度計や単眼鏡(野中氏提供)、後年観測に使われた自記気圧計(佐藤政博顧問提供)に加え、現在の夏期観測の様子を再現したジオラマ(中山氏製作)が展示されています。学生による資料館スタッフのブログにも「ジオラマで見る測候所」として取り上げていただきました。
(右から)温度計と単眼鏡(野中氏提供),『富士山頂』(橋本健吉著),『富士山巓の観象臺』,ロビンソン式風速計(気象庁提供)
後年観測に使われた自記気圧計(佐藤政博顧問提供)後方にあるのは気象集誌等の出版物
ジオラマ(縮尺200分の1)には、1895年の「野中観測所」のあった場所が押しピンでわかるようにしてあります
この企画展は12月14日まで開催されますが、公開曜日は水、木、金、土だけですのでお出かけの際はご注意ください。
東京理科大近代科学資料館「富士山観測」企画展について
(広報委員会)
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富士山測候所を活用する会では、ウェブサイトにて寄付を募っています。主旨や活動にご賛同いただけましたら、ぜひご支援をお願いします。
また、会員を募集しています。
会員特典として、会報誌『芙蓉の新風』(年1回発行)の送付、富士山頂郵便局スタンプ付きの暑中見舞いをお送りするなどの他、ウェブサイトの会員限定ページでは、山頂からのライブカメラ画像のアーカイブをはじめとするコンテンツをご覧いただくことができます。
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※ 銀行振込、クレジットカード、PayPal、その他(SoftBank、Tポイント)がご使用できます
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大きなステンドグラスのある荘重な雰囲気の内覧会会場
本NPOも協力機関としてお招きを頂き、三浦和彦理事長、野中勝氏、中山良夫氏と土器屋由紀子理事が出席しました。内覧会では、まず東京理科大学浜本理事長と石川学長がご挨拶。理科大としてのこの企画への意気込みが感じられる集まりでした。
続いて土器屋理事が挨拶し、野中氏を紹介。野中氏は、「和田雄治の命を懸けた尽力が無ければ、野中至・千代子夫妻の冬季観測の評価は成立しなかった」という、あまり知られていない彼の業績を紹介されました。なお、これについては野中至(到)・千代子資料館ウェブサイトに「富士山初の冬山レスキュー」と題して寄稿されています。
企画展の展示一切を取り仕切られたのは、なるほど科学体験館・副館長の大石和江学芸員。展示にあたっての裏話をユーモアを交えて説明され、指導した学生スタッフにもそれぞれの担当する展示内容を紹介していただきました。彼らの調査の見事さは注目の的です。
展示内容の説明をする なるほど科学体験館・副館長の大石和江学芸員(左端)
企画展の大きい成果である「中村精男と和田雄治の年表」は学生スタッフも協力して作成
学生スタッフによる展示物の説明とそれを聴く石川学長(右端)
本NPO関係では、1895年富士山頂で使われた温度計や単眼鏡(野中氏提供)、後年観測に使われた自記気圧計(佐藤政博顧問提供)に加え、現在の夏期観測の様子を再現したジオラマ(中山氏製作)が展示されています。学生による資料館スタッフのブログにも「ジオラマで見る測候所」として取り上げていただきました。
(右から)温度計と単眼鏡(野中氏提供),『富士山頂』(橋本健吉著),『富士山巓の観象臺』,ロビンソン式風速計(気象庁提供)
後年観測に使われた自記気圧計(佐藤政博顧問提供)後方にあるのは気象集誌等の出版物
ジオラマ(縮尺200分の1)には、1895年の「野中観測所」のあった場所が押しピンでわかるようにしてあります
この企画展は12月14日まで開催されますが、公開曜日は水、木、金、土だけですのでお出かけの際はご注意ください。
東京理科大近代科学資料館「富士山観測」企画展について
(広報委員会)
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また、会員を募集しています。
会員特典として、会報誌『芙蓉の新風』(年1回発行)の送付、富士山頂郵便局スタンプ付きの暑中見舞いをお送りするなどの他、ウェブサイトの会員限定ページでは、山頂からのライブカメラ画像のアーカイブをはじめとするコンテンツをご覧いただくことができます。
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