太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ


 2006年7月(JAMSTEC駒崎雄一サブリーダー、櫻井芳之氏、伊倉秀雄氏、土器屋理事)

2006年当時、JAMSTEC(独立行政法人・海洋開発研究機構)には「地球環境フロンティア研究センター」という大気研究部門があり、大気環境学会でおなじみの秋元肇氏が大気組成変動予測研究プログラム・ディレクターとしてトップにおられました。

NPO事務局の櫻井芳之氏のおかげで、文部科学省で落とされた書類を美しくお色直しして、首都大学東京の梶井克純教授(秋元先生が東大教授時代の助教授)と一緒に横浜市杉田の「横浜研究所」へ説明に出かけたのは7月初めの暑い日だったことを思い出します。

秋元ディレクターの下で富士山担当になられたのが、こちらも慶応大学理工学部との共同研究などでおなじみの駒崎雄一データ解析部サブリーダーでした。学会などでの知り合いが多く、プレゼンは良い雰囲気で無事終了。「富士山頂を利用した越境大気汚染の観測システム構築と観測(業務研究:アジアにおける大気汚染物質の輸送・変質に関する研究)」が平成18~22年度(継続)でスタートすることになりました。

また、JAMSTECとの共同研究だけでは財政が賄えないことも考えて、文科省からは一般財団法人新技術振興渡辺記念会への助成金の応募も示唆され、梶井克純教授を代表とする「富士山を利用した東アジア越境越境汚染システム構築に関する調査研究」が始まりました。現在まで続く長いご支援をいただくことになった「渡辺記念会」との出会いもこうして始まりました。

なお、この月のはじめ(7月1日)に、橋本龍太郎元総理の急逝という本NPOにとってショックなニュースが入りました。日本山岳ガイド協会の会長も兼任しておられ「麻布高校山岳部」元部員でもいらした橋本氏は本NPOにとって最も理解のある偉大なサポーターでした。中村徹会長をご紹介くださり、ご自身は表に出ないと言われながらも、「この仕事は成功させたいんだ」とおっしゃってくださった元首相の存在はこれ以上にない有難いものでした。これから、様々な場面でお世話になりたいと思っていた矢先で、ジャンボさん(渡辺豊博事務局長)はじめNPO事務局はご冥福を心からお祈りするとともに、すっかり落ち込んでしまっていました。

(広報委員会)
***************************
富士山測候所を活用する会では、ウェブサイトにて寄付を募っています。主旨や活動にご賛同いただけましたら、ぜひご支援をお願いします。
Paypayで寄付ができるようになりました。
paypay

ご寄附はこちらからお願いします
ご入会はこちらからお願いします

山頂の横山勝丘班長からメールが来ました。

「おはようございます。
上山してからすっかりご無沙汰しておりましたが、ここ数日の剣ヶ峰からの写真を送ります。
昨日(7月21日)の午後は久々に軽く雨が降りました。同時に雷もあり、3時頃には吉田口の山頂付近に落雷あり。物凄い音と光、それに衝撃波?のようなものに驚かされました。
三連休中日の午後は馬の背の下まで行列ができていました。ここ数年ではかなり珍しいかと思います。
私は明後日下山します。
山頂班 横山から送信」



 7月19日(日)、剣が峰から東京方面の夜景を見る(撮影:横山勝丘)


 7月20日、薄明光線( チンダル現象 )(撮影:横山勝丘)


 7月21日(火)、北関東方面上空に出現した積乱雲(撮影:横山勝丘)


7月21日(火) 成就岳~朝日岳に掛かる虹(撮影:横山勝丘)

7月20日、3連休最終日の海の日(月曜日)には早稲田大学・大河内副理事長グループ4名が登頂。
「富士山体を利用した自由対流圏におけるエアロゾル‐雲‐降水相互作用の観測」の研究がスタートしました。
都立大学加藤俊吾理事グループも7月10日に続いて20日に2回目の登山と下山、「登山道の火山活動監視のための微量ガス測定」や、2020年のクラウドファンディングのリターン事業も含まれています。
(広報委員会)
***************************
富士山測候所を活用する会では、ウェブサイトにて寄付を募っています。主旨や活動にご賛同いただけましたら、ぜひご支援をお願いします。
Paypayで寄付ができるようになりました。
paypay

ご寄附はこちらからお願いします
ご入会はこちらからお願いします



5006865F-147F-4406-B046-487EB23EFF99
  7月14日(火)撮影:岩崎洋

7月14日(火曜日)「今朝の天気はまあまあですが風が強いです」とのこと。
岩崎班長から、横山勝丘班長への交代がありました。

国立環境研究所・寺尾有希夫室長ら4名の登山が行われました。
「富士山頂における二酸化炭素濃度の長期観測」の研究は2009年以来、山頂での通年観測が続けられています。このグループの、バッテリーを使った省力・省エネルギー観測で、世界的なレベルの二酸化炭素濃度の測定には、注目が集まっています。登山可能な夏期2ヶ月は、バッテリーの充電や、フラスコサンプリングによるメタン、N2Oなどの温室効果気体の観測も含まれる集中的な観測が行われます。

7月15日(水)には東洋大学・反町篤行教授ら4名の「富士山頂における越境大気汚染問題の予備的な調査」研究の登山があり、日帰りで装置の設置と観測が行われました。このグループは昨年山頂観測7000人目を記録しましたが、その後増え続け、山頂観測者は7300人に近づいています。

7月16日(木)研究者の登下山はなく、翌日からの悪天に備えて水の確保などの作業も日常的な庁舎管理、研究者依頼業務に加えて行われています。

7月17日(金)この日も研究者の登下山はなく、庁舎内の管理、研究者の委託業務、採水などが行われました。そのころ、関東各地では雷雨、豪雨が続き、警報や注意報がスマホから鳴り響いていました。
23080DC7-8E80-4EDC-8C88-21DFD90C4B49
 7月17日(撮影:岩崎洋、フェイスブックより)

栃木の実家へ草取りのため一時帰宅した岩崎洋班長からは「今日はもう草取りはできません。庭は池になり、道は川になって流れています。トホホ」(FBより)TVニュースでも、各地の豪雨を放送していました。富士山頂も大変かと日報を見たら「庁舎外の見回り、点検を行った。数日前の強風による影響は特に見当たらなかった」とのこと。 ちょっとホッとしています。

(広報委員会)
***************************
富士山測候所を活用する会では、ウェブサイトにて寄付を募っています。主旨や活動にご賛同いただけましたら、ぜひご支援をお願いします。
Paypayで寄付ができるようになりました。
paypay

ご寄附はこちらからお願いします
ご入会はこちらからお願いします

↑このページのトップヘ