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 茶、米、日本酒はいずれも富士山頂で熟成したもの

静岡県等が主催する「ふじのくに総合食品開発展2015」が1月21日(水)静岡市内で開催された。

この総合食品開発展は、静岡県内の多彩な農林水産物や加工食品をはじめ、食品加工機械、パッケージ、食品検査機器など、約200の生産者、企業、団体が出展するイベントで、今回が6回目。

一昨年と昨年、富士山測候所の夏期観測に参加した静岡県農林技術研究所が、1年間山頂で貯蔵した農畜産物の品質変化の研究成果を展示しました。人数は多くはなかったが、ポスター発表の内容に関心を寄せてくれた来場者があったそうです。

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 静岡県農林技術研究所の展示
「富士山頂で貯蔵した農畜産物の品質変化」

背景および目的
 富士山頂の低温、低圧、低酸素といった極地条件下における農畜産物の熟成に着目し、茶、米、日本酒、肉を対象に貯蔵前後の品質変化を解析する。

極地としての富士山頂に着目したユニークな研究の速報は、こちらでご覧になれます。
<研究速報2014>
 富士山頂で貯蔵した農畜産物の品質変化(稲津成孝 ふじのくに地域政策研究所)

研究成果は3月22日(日)に東京大学弥生講堂で開催される第8回成果報告会でも発表にエントリーされています。ご期待ください。