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ハチ公の銅像は入り口からすぐ左手です。

富士山測候所夏季観測による成果報告会が、明後日22日(日)に迫りました。

2007年から始まった富士山頂での夏期観測が8年目を数えた2014年は、7月1日から8月29日までの過去最長となる60日間に延べ434名の研究者や学生等が参加して実施されました。


前年までに多くのデータが蓄積され有益な知見が得られた大気科学・永久凍土・宇宙線の観測や高所医学に関する調査、理科実験教材の開発などが今回も継続し て行われました。さらに火山の地質や蘚苔類に関する調査、イオン液体を用いた実験などが新たに加わり、いずれも注目すべき成果を上げています。また、 2010年から始まった大気中CO2濃度の通年観測では、その増加傾向が相変わらず継続していることが示されました。


報告会では、夏期観測に参加した研究者が一堂に会し、上に挙げたテーマでの研究成果について判りやすくお話しいたします。皆様には、そうした最新の研究内容を知っていただくとともに、当会ならびに当部門の活動をより深く理解していただく機会となることと思われます。
なお、会場は今話題の新しいハチ公像のすぐ近くです。
皆様お誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。


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会場の弥生講堂は東大農学部正門のすぐ右手。


日 時:2015年3月22日(日)13:00~17:20
会 場:東京大学農学部弥生講堂一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1)
内 容:口頭発表11件 ポスター発表29件
入 場:無料
事前登録:不要 (※)こちらのフォームからの登録もうけたまわります。
http://npofuji3776.jimdo.com
共 催:富士山測候所を活用する会/東京理科大学 総合研究機構山岳大気研究部門
後 援:三井物産株式会社/日本郵便株式会社/ 公益財団法人粟井英朗環境財団
(※)プログラムその他詳細については第8回成果報告会公式サイトをご参照ください

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口頭発表会場の一条ホール