日本大気電気学会総会で学生発表賞を受賞した吉末百花さん(左端)と高橋周作さん(右端)
NPOの学生会員である東京学芸大学・鴨川研 の高橋周作さんと 東京理科大学・三浦研の吉末百花さんが5月23日に行われた日本大気電気学会 総会で学生発表賞を受賞しました。 いずれも富士山観測を生かした研究であり、当会員の学生の研究が認められたことはとても喜ばしいことです。
日本大気電気学会第94回研究発表会(2016年1月千葉大学)
高エネルギー放射線検知時の冬季雷雲内電荷領域の推定
高橋周作(学芸大), Gregory Bowers, David Smith(UC Santa Cruz), 松木篤(金沢大), 鴨川仁(学芸大)
西経170度線南北縦断航海で得られた海洋性 エアロゾルの個別粒子分析
吉末百花,岩本洋子(東理大・理),足立光司(気象研),三浦和彦(東理 大・理),植松光夫(東大・大気海洋研)
また、富士山関連の研究ではないのですが、早稲田大学・大河内研究室M1の西村寿々美さんが6月8日-10日まで新潟(朱鷺メッセ)で行われた第25回環境化学討論会において、英国王立化学賞(ポスター)を受賞しました.
発表内容は丹沢大山の渓流水中微量金属元素に関するものですが、富士山で得られた雲水観測結果からヒントを得て解析が進んだところとのこと。
今年の富士山の観測も2週間後の7月1日に迫りました。昨年から始めた学生による自主的調査研究活動を対象とした学生公募にも応募があるなど、今年の夏も各大学の学生のたち活躍が期待されています。
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