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今年は、当NPO法人は出版づいている。最近、出版に関するニュースが相次いでいる。

山頂班の宮城公博さんの「外道クライマー」(集英社インターナショナル)、『登山新報』8月号には土器屋由紀子理事がとりあげられたり、ブラタモリが書籍化され、富士山測候所を活用する会の活動や鴨川仁・東京学芸大学准教授の雷研究などが紹介された。その他にも、秋口には出版の話がまだあるらしい・・・。

今回は東京理科大学科学教養誌『科学フォーラム』8月号の特集「山岳域における大気観測」に三浦和彦・東京理科大学教授ほかの富士山測候所を活用した研究がまとめて紹介されました。

大気化学というと、門外漢にとっては読む前からアレルギーを起こしそうになるのであるが、この本は学会の論文などとは違い、難しい専門用語もかみくだいて、語りかけるようにやさしく解説してくれている。

執筆にあたったのは、富士山測候所を活用する会の研究者の面々。富士山測候所を活用する会の大気観測について知るのには格好の入門書といえるのではなかろうか。

(内容構成)
特集『山岳域における大気観測』
「山岳大気の研究」 三浦和彦
「富士山頂でCO2の測定」 野村渉平・向井人史
「山岳オゾン,一酸化炭素の測定 -富士山など-」加藤俊吾
「山岳における大気中水銀の観測から長距離越境輸送を解明する」永淵 修
「富士山頂におけるラドンの観測」永野勝裕
「山岳域におけるエアロゾルの化学分析」大河内 博
「山岳域におけるエアロゾルの物理計測」三浦和彦
「山岳域における大気電気の観測」鴨川 仁