DSCN1511x
廊下の受付には「富士山」型をしたクッキーも・・・。コーヒーブレイクには、ここでも議論が続いた。

「データ検討会」、正式には「富士山大気観測2016データ検討会」が暮れも押し迫った12月26日(月)午後。東京理科大PORTA会議室で開催された。東京理科大学総合研究院大気科学研究部門と認定NPO法人富士山測候所を活用する会が共催している。

検討会の発表者は、ほとんどが学生である。まだ成果としてまとまってはいないが、速報データ段階での発表と情報の交換を目的としている。とはいえ、いずれの発表も結構完成度が高いと思われた。

19題の研究テーマについて、それぞれ持ち時間11分、質疑応答に3分―5分をとり、討論する。年々濃くなる内容に、時間ぎりぎりまでコメンテーターや研究者から容赦ない質問も相次いだ。コーヒーブレイクでも議論が続き、熱気のこもった4時間半であった。

DSCN1519x