イベント情報でお知らせしましたが、10月20日(土曜日)10時30分~12時、静岡県地震防災センターで鴨川仁・東京学芸大准教授の講演「静岡県を守る学際的な自然災害予測研究~富士山(3776m)から駿河湾(-2500m)まで、火山・地震・津波・雷ほか~」が行なわれました。予め申込制の講座でしたが、会場を埋め尽くす80名の熱心な聴衆を前に講演が行われました。
この講座は静岡県防災センターが取りまとめとなり、県内の災害・
これまでに、静岡県内の関係研究者を中心に、国内の研究者も講演していますが、今回は担当大学でもある東海大学の客員准教授を兼務する、鴨川仁准教授が、第111回目の講演を行いました。
講演内容は多岐にわたり、鴨川先生が物理学を背景に、様々な自然災害予測に貢献するように行ってきた研究に加えて、本NPO法人の学術科学担当理事として、旧富士山測候所を活用した雷・極端気象、富士山における火山防災研究を行なっていることの紹介、また、いわばライフワークとして学生時代から行なっている地震先行現象研究、地震準備過程物理、短期直前・中期地震発生予測などについて熱のこもった講演で、最後に、宇宙からの早期津波予測研究の紹介もありました。
80名の参加者は、専門家ではなく県民で、このことから県民の危機意識の高さが窺われます。
本NPOの関係者では、長尾理事、藤井理事もかつて本セミナーにて講演を行なっています。
本NPOの関係者では、長尾理事、
今回、旧富士山測候所で行なわれた防災的研究が、初めての紹介されましたが、地元の静岡県からNPOの研究者が選ばれ、旧富士山測候所が、防災研究にも直結していることが明らかになったことはNPOにとっても大変喜ばしいことです。
(広報委員会)
(広報委員会)
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