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10月22日(月)午後、沼津から東京事務局を訪ねて来られたM.T.(右)さんとお友達です。
お土産に「わさびせべい」と手作りパンをいただいてしまいました。


M.T.さんからは、事前に下記のようなメールをいただきました。
祖父がNTT(旧電電公社)に勤めておりまして、昭和20~30年代に電話線を富士山頂に引く仕事をしていたそうで、その足跡を探しております。
山頂に長期滞在の仕事をしていたそうで、その頃の山頂での生活、測候所の電話活用状況など知りたく思っております。
また伊勢湾台風のことも調べております。
どうぞよろしくお願いいたします。
しかし、せっかく沼津から来られたのに事務局にはあまりお役に立てる情報はなく、志崎大策著「富士山測候所物語」(成山堂、2002),「気象百年史」「カンテラ日記」などの文献を紹介することくらいしかできませんでした。

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「情報官・林謙一が見た 昭和16年 富士山測候所」

事務所の書籍の中に「情報官・林謙一が見た 昭和16年 富士山測候所」写真展(2015年6月2日JCII フォトサロン発行)の写真集に、当時の富士山測候所の壁掛け式電話機の写真が何枚かあったので、ご紹介しました。帰りがけにその写真集を入手するために事務所近くのJCIIフォトサロンへご案内しましたが、バックナンバーを購入することができ、よろこんでおられました。

昨年以来、ホームページのバーチャル博物館などの充実を図っていますが、このような広い範囲の御質問にも対応できるようになるのはいつのことでしょうか?

(広報委員会)