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東京理科大学・森戸記念館
曇りがちでしたが、何とか晴れ間も見えた春に日曜日(3月17日)に、本年度の成果報告会は東京理科大学森戸記念館で、76名の参加者を集めて無事終了しました。
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   開会宣言を行う古田豊・実行委員長

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      口頭発表会場

 ”梅、桜の季節が巡り、第12回成果報告会へようこそおいでくださいました。
認定NPO法人富士山測候所を活用する会主催、東京理科大学総合研究院大気科学研究部門共催で行われますこの報告会は、十二支を一巡りする歴史を刻み、平成の元号のもとで最後の会となります。
興味深い研究の進捗、意見交換等を通じて、参加される皆様の良き啓発の場となりますことを願っております。
第12回成果報告会の開会を宣言いたします。”

  研究分野が拡大し、実行委員長の開会宣言、畠山史郎理事長挨拶に引き続き、研究発表が始まりましたが、12分とやや短い持ち時間を十分に活かした活発な議論が続き、中間に挟まれたポスター会場へと移行、講演者もポスターを出して議論の続きが出来るという構成のためか中身の濃い報告会でした。

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    ポスター会場

口頭発表15件、ポスターのみの発表23件に加えて、「口頭+ポスター発表」5件、合計28件で、昨年よりも長く時間をとったポスター会場では活発で、突っ込んだ議論が行われていました。

受け付けで対応していたところ、助成団体の一般財団法人新技術振興渡辺記念会の高木様が来てくださったり、「この5年間にずいぶん分野が広がって、面白い仕事が増えていますね」(2014年のNHKカルチャーラジオ「水と大気の科学:富士山頂の観測から」担当の辰巳ディレクターから)「なかなか面白いことやってるね。若い人が元気なのがいい。内容はかなり高度だね。もっとちゃんと宣伝すればいいのに」(国立大名誉教授から)などとお褒めの言葉や、いくつか有難いご忠告も頂きました。


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    交流会

 18時からはポスター会場を片付けて、交流会でしたが、今年から始まる新しい「富士山環境研究センター」に関する話題も出て、にぎやかに終了しました。

事前のPR不足で、参加者が昨年より少なかったのが悔やまれますが、これを反省材料に来年度につなげたいと思いました。

(広報委員会)