2020年3月25日の『環境新聞』に掲載された記事
“マイクロプラスチック”という単語を聴くと、
海洋中に浮遊して生物に影響を及ぼすというのは
様々なマスメディアにも取り上げあげられていますが、
軽くて、砕かれた“マイクロプラスチック”は、大気中にも浮遊しております。
その分析をいち早く着手され研究されているのが本NPOの大河内理事です。
2019年の夏、2019年7月26日~8月6日にかけて
自由対流圏に位置している富士山頂でのマイクロプラスチックの採取・分析を行った研究結果について『環境新聞』の記事になりました。
『環境新聞』とは?
環境新聞社が発行している新聞。1965年(昭和40年)11月に、公害問題や衛生問題に対して、紙面を通して快適な生活環境づくりの役に立ちたいとの一念から『環衛公害新聞』が創刊。1970年(昭和45年)の公害国会並びに環境庁発足という時代の動きに呼応する形で、1971年(昭和46年)に『環境公害新聞』、地球サミットとも呼ばれた「環境と開発に関する国連会議(UNCED)」が開催された翌年の1993年(平成5年)には『環境新聞』へと改め、グローバル化する環境問題を適切に捉えるべく努力をしてる。
読者数:74,000部 発行日:毎週水曜日(月4回発行)
(環境新聞社 HPより)
細かなフィルターに採取された物質を一つ一つ取り出し、同定を行うという大変な作業。
その結果、なんと!!
地上よりも澄んだ空気で
綺麗な富士山頂の大気だと思っておりましたが、
プラスチックと同定できたものが14種類もあったとのこと。
しかも地上で測定した結果より、種類が多いのも衝撃的事実でした。
以前、2020年2月24日 (月) YES! For Youでお話されていた
「AMPs」(アンプス)の研究から目が離せない記事となっています。
(広報委員会)
以前、2020年2月24日 (月) YES! For Youでお話されていた
マイクロプラスチックというのは、MPsといわれているんですが、という大河内理事の言葉が蘇ってきました。
空気中に浮遊しているという英単語でAirborne。そのAirborneとMPsを組み合わせて、
今大気中のマイクロプラスチックを「AMPs」と書いて「アンプス」といっているのですが、これは勝手に私が作った言葉で、全く市民権を得ていないという状況です。おそらくまだ誰も知らないと思います。これから広げていきたいですね。そうですね。
これから広げていきたいと思います。「アンプス」よろしくお願いします。
「AMPs」(アンプス)の研究から目が離せない記事となっています。
(広報委員会)
コメント
コメント一覧 (1)
どのくらいのマイクロプラスチックを飲みこんでしまっているのか。
影響する場合どのような症状、病気、になるのか教えてほしいです。
記事が読みやすくて好きです。