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五十嵐 さん(当時東京理科大学M2、現在文科省)


日本大気電気学会 第99回研究発表会が
2021年 1月8日 (金)、 9日(土)にありました。
今回は初ZOOMを使ったオンラインでの開催でした。

この研究発表会で
〇鈴⽊智幸(学芸⼤・静岡県⽴⼤), 鴨川仁(静岡県⽴⼤), 林修吾(気象研)
⾼⾼度放電発光現象と夏季雷雲の解析(その4)

〇鴨川仁,鈴⽊智幸(静岡県⽴⼤),成⽥知⺒(湘南⼯⼤)
Blitzortung の⽇本における落雷位置評定カタログの特性について

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三浦理事長からもご連絡がありまして
研究内容も教えていただきました。
 〇⽊村駿(B4),五⼗嵐博⼰,森樹⼤,三浦和彦(東理⼤)
 富⼠⼭頂で観測したエアロゾル粒⼦の雲凝結核への成⻑に関する研究

→新粒子生成イベントで生成されたエアロゾル粒子のうちどれだけが雲凝結核として活性化するかを調べたもので、エアロゾルの気候への間接影響に関する研究。

〇齋藤天眞(B4)(東理⼤),桃井裕広(千葉⼤),森樹⼤,三浦和彦(東理⼤),⻘⽊⼀真(富⼭⼤)
東京神楽坂及び富⼠⼭麓太郎坊で測定した光学的厚さの経年変化

 →地上から上空までの大気柱内のエアロゾルの性質を東京と太郎坊で比較したもので、
エアロゾルの気候への直接影響に関する研究。

なんと富士山関係の発表が4件もありました。

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東京理科大学(B4)の木村さんの発表スライド

1件、
富士山の研究ではありませんでしたが
富士山環境研究センターの源先生の発表もありました。

〇源泰拓(NPO 富⼠⼭測候所を活⽤する会),鴨川仁(静岡県⽴⼤),⾨倉昭(極地研),佐藤光輝(北⼤)
オーロラサブストーム発⽣時の⼤気電場



第98回研究発表会(2020年1月開催)の
学生発表表彰の授賞式が今回行われ
当時東京理科大学M2だった五十嵐さん (現在:文部科学省)が授与されました☆
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五十嵐さんと表彰状!!
○五十嵐 博己(当時東京理科大学M2、現在文科省)
 「富士山頂における日中と夜間の新粒子生成イベントの長期観測」

→富士山頂で2006年から2019年夏期の新粒子生成イベントを観測したもので
エアロゾルの気候への直接影響に関する研究


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五十嵐さんの研究内容のパワーポイント


新年続々と嬉しいニュースが飛び込んできました。

思い返せば・・・
ちょうど1年前、この様なブログを書いておりました。
  
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無題

  来年もこの中からまた(日本大気電気学会の)受賞者が出るのではないかと
 美しい夕映えの富士山を見ながら夢を膨らませています。
 (2020/1/16  太郎坊のそよ風より )
なんと美しい夕映えの富士山に
願ったコトが現実となりました!!

五十嵐さん、おめでとうございます☆


(広報委員会)