大気環境学会 関東支部のHPより
日時:2021年6月15日(火)14:00~17:00
第32回 酸性雨東京講演会
「反応性窒素の大気沈着について考える(第4回)」
がオンラインで開催されます。
主催:大気環境学会関東支部大気沈着部会
共催:大気環境学会酸性雨分科会、酸性雨研究会
大気環境学会のHPより
この講演会で
当NPOの和田理事が講演予定です。
「森林および森内部空間における窒素酸化物とオゾンの放出吸収量」和田龍一(帝京科学大学)
講演内容は以下の通りです。
森林は、オゾンや窒素酸化物といった微量気体を放出、吸収している。これら微量気体は森林内の循環と関連しながら森林外の大気とやりとりを行っている。
しかし森林におけるこれら微量気体の定量的な放出吸収量、および内部空間における動態はよくわかっていない。
これはこれら物質の反応性が高く、また森林での大気濃度が低いため、正確な濃度の計測が難しいことが一因である。
本講演では、富士山麓森林において窒素酸化物とオゾンの濃度プロファイルを計測し、モデルを用いて内部空間の放出吸収量を推定した結果を示す。また市販の装置および高時間分解能の特徴を持つ自作の装置を用いて森林における放出吸収量の計測を行った結果を紹介する。
(広報委員会)
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