
鴨川専務理事が出演!(NHKオンデマンドより)
2021年10月12日放送
NHK WORLD-JAPAN「サイエンスビュー」
“「消滅」を引き起こすライトニングスーパーボルト“
が、NHKオンデマンドで配信されました。
番組内容は以下の通りです!!
冬には、ユーラシアからの北風が日本海からの大量の水蒸気で吹くにつれて、日本海沿いの地域は世界で最も大きな降雪の一部を経験します。大雪をもたらす雲が広い範囲に広がり、時には幅100キロ以上あります。雲の中の氷の粒子が互いに擦れ合う大量の静電気を生成し、通常の雷の1,000倍以上のエネルギーを持つスーパーボルトと呼ばれる異常な稲妻につながります。理研のENOTO照明博士は、これらのスーパーボルトに「消滅」という現象が起こり、膨大なエネルギーを放出することを発見し、世界的な注目を集めています。消滅は宇宙の形成に起こったと考えられている現象で、光のバーストで物質や反物質が消えてしまう。スーパーボルトの消滅の研究は、今、私たちの宇宙の始まりについての手がかりを提供しています。
ウェブサイトより

(NHKオンデマンドより)
雷から放射線が出ている?!
北陸は世界的にも面白い特徴の雷が発生する!?
など雷がメインの番組ですが、

(NHKオンデマンドより)
東日本大地震の発生メカニズムについて、
地球深部探査船「ちきゅう」の調査によって
サーマルプレシャライゼーションという現象が
起きた事で大きな地震となった など
とても興味深い内容となっております!!
詳しくは番組をご覧ください
なお、「雷と放射線の関係」に関する研究は、
2002年の鳥居建男先生の、日本海側原発モニターの異常値の発見
(『よみがえる富士山測候所2005-2011』第8章、鴨川・鳥居他、p133-145)
がきっかけかと思われます。
また、最近出版された『雷の疑問56』のp62にも出ています。
こちらの2冊も併せてご覧いただけると嬉しいです。
(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。
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