9月23日放送のテレビ朝日 社会科見学バラエティ「ウラ撮れちゃいました」初回3時間スペシャルにて、富士山測候所が放映されました。

撮影は悪天候の中行われ、一般の方は中にはいることのできない富士山測候所内部ですが、観測内容や測候所での活動を理解していただく良い機会となりました。

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富士山測候所内部にカメラが入ります。
案内役は鴨川専務理事と大河内副理事長が務めました。

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1号庁舎2階は富士山測候所の中で最も高く標高3778m

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富士山測候所には普段お目にかかれない貴重な品々も…

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気象庁時代の残置物の屋外作業用のつなぎは南極昭和基地で使われているものと同じで耐寒-30℃。

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潜水艦と同じ扉で外部から入る強風の勢いで建物が浮くのを防いでいます。

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大河内副理事長が観測しているのはPM2.5。採集装置からデータを持ち帰り大学の研究室で分析します。

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鴨川専務理事は雷の研究。高高度放電発光現象は標高の高い富士山だから撮影可能。

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撮影中も近くに落雷があるというおまけ付きの撮影でした。


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(広報委員会)


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。