AERA dot. のWebサイトより
新年あけましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願いします!
2022年の元旦、
『富士山噴火「すでにスタンバイ状態」と京大名誉教授 南海トラフと連動する可能性』
という記事をWebで見つけたのでクリックしてみると・・・
昨年12月3日午前2時過ぎに山梨県東部を震源とする震度4の地震が発生。さらに、午前6時半過ぎに最大震度5弱の地震も起った。気象庁は記者会見で「富士山の火山活動との関連性はないとみている」としたが、専門家の見立ては少し違うようだ。
また数日後に
『富士山噴火なら「新宿で灰が10センチ積もり、首都機能マヒも」 17年ぶりハザードマップ改定』
と、気になる記事を発見!!
富士山の降灰シミュレーションについて、内閣府の担当者は「地震対策と違い、これまで降灰対策について十分に考えられてこなかった」という。被害総額はいくらになるのか。04年に政府が出した経済的被害額の総額は2兆5千億円としている。認定NPO法人富士山測候所を活用する会理事で、東海大海洋研究所地震予知・火山津波研究部門の長尾年恭客員教授によると、この被害総額は羽田空港や成田空港の閉鎖、新幹線や東名高速道路が長期間使えないような被害は算出不能として入っていないという。地震と異なり、噴火はいつまで続くかなど予測がつかないことが多いためだ。
AERA dot. のWebサイトより
降灰のシュミレーション結果に驚愕してしまいますが、
読み続けてると本NPOの長尾理事のコメントが!!
「富士山の噴火は現代のIT化された時代で初めて経験する未曽有の災害となる可能性がある。長期間、電車も自動車、新幹線、飛行機も使えずとなれば、被害総額は100兆や200兆となるのではないかと思っています。南海トラフ大地震で想定される被害総額220兆円と匹敵する被害です」
AERA dot. のWebサイトより
お正月から衝撃的な事実ですが、
「天災は忘れた頃にやってくる。」、「備えあれば憂いなし。」です。
私たちNPOは富士山という立地を活用して
大気、雷、微生物、地磁気観測といった研究を行っております。
NPOは日々資金面などで窮地に立たされていますが
“やれること“を一歩づつ
そして
みなさまに日頃の成果を
ご報告、シェアできたらと思っている所存でございます。
本年もどうごよろしくお願いいたします。
(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。
本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)のです。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
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