2022年7月1日山頂班撮影
7月1日山頂班の横山勝丘班長から下のようなメールが入り
”皆様
先ほど9時40分、
商用電源を投入して今年度の測候所開所しました。 例年だとこの時期はまだ雨模様のことが多いのですが、今日は山頂
も真夏並みの暖かさです。 せっかくの機会ですので、これから布団干しを行ないます。
今日中に庁舎内の整備を行ない、
明日からの通信関係研究者の搬入に備えます。 取り急ぎご報告まで。”
山頂班 横山
ニュースリリースでもお知らせしていますが、今年も7月1日から、山頂班の常駐が始まり富士山頂の夏期観測が始まっています。
好天に恵まれ4号庁舎の屋根で布団干し、今年は最初の一日から幸運に恵まれています。
実はそれ以前にも、6月17日に御殿場ベースの開所を行いましたが、そこを拠点に横山班長グループは7月1日の開所へ向けて、5回の登山(6月18日、20日、23日、27日、29日)を行い、積雪や電源の状態をチェックなどの準備を行っていました。
その写真はInstagramに入れています。
庁舎西側はまだ雪が残っていました(6月18日)
2022年6月19日山頂班撮影
2022年6月20日山頂班撮影
2022年6月23日、山頂班撮影
6月23日に、霧の中を登山した山頂班からは、「6合目より上は、快晴の日が続き夏を思わせるような最高気温9.4℃日、行はみるみる解けています」という連絡が入っていました。
2022年7月1日山頂班撮影
7月1日からは、山頂班の常駐が始まりました。
2日からは研究者の荷物運びも始まっています。
山頂班のサポートで荷物を運びこむ研究者たち(7月2日、鴨川専務理事提供)
以上、今年の夏のホットな写真を中心にご報告しました。
また、折々に、続報をお送りします。
(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。
本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
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今月、チャリダー仲間とトライしてみるかな…