2022年7月22日田中暁・山頂班員撮影
山頂の田中暁班員からは、7月2日の朝、「おはようございます。今朝は大内院(お鉢)が霧に覆われてとても幻想的でした。吉田口が開山して最初の週末ということもあり、登山者も少し増えました。」というメッセージと幻想的な写真が届いていました。
昼間は、前回のブログ(その1)でご紹介したような、大量の荷物運搬作業がありハードな一日でしたが、夕方には、今シーズン初めての夕焼けや夜景も見られています。
2022年7月22日田中暁・山頂班員撮影
2022年7月3日、山頂班坂本健二・班員撮影
ところが、7月3日の朝はこれまでの晴天が嘘のような、「朝からあいにくの雨です」
という寒そうな写真が坂本健二班員から届きました。
7月4日に通信技術関係の荷上げもあり、田中班員と坂本班員は交代のため下山。
設営から荷上げまでの作業お疲れ様でした。
7月5日、台風4号の余波のなかブルによる荷上げがあり、お昼過ぎに横山班長からメールが入りました。さらにハードな荷上げだったようです。
「先ほど、雨の中2.2トンの搬入が終わりました。雨は徐々に強くなってきています。台風は温帯低気圧に変わったとのことですが、どれだけ雨が降るのか?水不足の解消を喜ぶ一方で、道の砂が流れたり、風対策を考えなければならなかったり、心配事は消えません。」
山頂の荷上げはただでさえ重労働ですが、風雨の中ではなおさらです。
本当にお疲れ様でした。
温帯低気圧に変わったとはいえ、雨は続き、庁舎の雨漏りなども心配です。
2022年7月4日の夕焼け(横山勝丘山頂班長撮影)
最後に、横山班長からのプレゼントです。
「昨日夕方の写真をお送りします。降っていた雨も夕方には止み、澄んだ空気に浮かぶ山頂が印象的でした。」
前半の大きい荷物は無事終了。約5トンの機材が無事に庁舎に運び込まれたことになります。
前半の一つの山場でした。
馬の背西側(2022年7月5日、横山勝丘山頂班長撮影)
剣ケ峯(2022年7月5日、横山勝丘山頂班長撮影)
7月5日、夕方東関東地方がはこれからの雨に備えていた頃、横山班長から「搬入後、雨が強くなってきて心配しましたが、夕方になって晴れてきました。心配も杞憂に終わりそうです。」という嬉しいニュースと上の写真が届きました。ひとまずほっとしています。
(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。
本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
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